こんにちは、國島 由規子です。
先月、少し早めに、来年の手帳を
インターネットで注文しました。
届いた時も、すっかり
「いつものあれだ」と思い込み
中身をよく確認しないまま
しばらく置いていました。
そして、いざ使い始めようと
開けてみて、びっくり。
私がいつも使っている
「日曜始まり」ではなく
「月曜始まり」の手帳だったのです。
カレンダーと曜日がずれていると
うっかり約束の日を間違えてしまう
少しおっちょこちょいな私。
結局、改めて、いつもの
「日曜始まり」の手帳を
注文し直すことになりました。
ほんの些細な、日常の出来事です。
でも、この
「こうだと思い込んでいたものが
実は、違っていた」という
ささやかな勘違い。
それが、まるで、今の私の
心の中を見せてくれているようだと
ふと、思ったのです。
◆ 私の心にあった「謎のルール」
実は、私には昔から、なぜか
年上の方や、目上の方に対して
少しだけ、厳しく接してしまう
傾向がありました。
しかし、ある時、ふと気づいたのです。
相手が、女性の目上の方になった途端
私が本当に苦手なのは
相手を「労う(ねぎらう)」ことなのだ、と。
「お疲れ様です」
「いつもありがとうございます」
その、ごく当たり前の
温かい言葉が、なぜか
喉の奥で、つかえてしまうのです。
◆ 心の声は、忠実な「侍女」だった
「なぜ、私は、労うことが
こんなにも苦手なのだろう?」
そう、静かに、自分自身の心に
問いかけてみました。
すると、返ってきたのは
とても意外な声でした。
「労うことは、
おこがましいことです」と。
さらに耳を澄ませていくと
その声は、まるで、
遠い昔のお城に仕える
忠実な「侍女」のようでした。
彼女は、こう、主張するのです。
「私ごときが
あの方に向かって
そんな失礼な言葉かけは
決して致しませんの」
その、あまりにも健気で
真面目な姿に
少し微笑ましくなりながらも
その声の奥にある
遠い記憶を探ってみました。
◆ すべての始まりは、遠い記憶の中に
そこに浮かび上がってきたのは
保育園児だった私に
母が鬼の形相で、怒鳴りつけていた
記憶の断片でした。
「おまえは、親に向かってぇー!
なんて言葉づかいなんだ!」と。
その瞬間に、すべてが、繋がりました。
ああ、そうか。
私は、あの時
母に怒られたことへの悲しみを
今も、ずっと、お守りのように
抱きしめていたのだな、と。
「目上の女性を労うことは
相手を深く傷つけ、怒らせてしまう
絶対にやってはいけないことなのだ」と
私の、小さな心は、固く誓っていたのです。
◆ あなたの中にも、健気な「守り人」はいませんか?
もしかしたら、あなたの中にも
たような経験は、ありませんでしょうか。
大人になった、今の自分から見れば
「勘違い」だと分かるのに
なぜか、やめられない
不思議な心のブレーキ。
その正体は、多くの場合
かつてのあなたが
ご自身を必死に守るために
固く誓った、健気で、そして
少しだけ、頑固な「約束」
なのかもしれません。
その約束を、無理やり
引き剥がす必要は、ありません。
まずは、ただ、
「ああ、そうだったんだね」
「今まで、ずっと、私を守ってくれて
ありがとうね」
と、その、健気な、あなた自身の声に
気づいてあげること。
その、静かな一歩こそが
私たちを縛り付けていた
見えない鎖を解き放つ
最も大切な、光の始まりとなるのです。
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▼あなたの「本当の人生」のハンドルを
その手に取り戻すために
ここまで、この、少し個人的な話に
お付き合いくださり、
本当に、ありがとうございました。
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