皇室の在り方を示す【皇室典範】は 明治22年(1889年)大日本帝国憲法の発布とともに皇室自律の原則を確立したもので、現行【皇室典範】は昭和22年5月3日施行。 そこには男女同権の原則に矛盾する箇所がある。
 男子を優先する、女性宮家は認めないといった問題が放置されている。それは憲法違反であるが、2024年の現在まで続いている。そこの改正を急いでほしい。

 【皇室典範】を更新することに抵抗する人々は、きわめて一部にすぎない。その割合は日本国民全体の1割もいない。いまでは保守層の意見も圧倒多数は愛子天皇支持僧である。いわば思想の左右を問わず〈愛子天皇支持/皇室存続〉という現実がある。
皇室廃止を望む頑なな意見は1割いるかいないか程度である。

 愛子皇太子・愛子天皇に抵抗、男系男子にこだわる屁理屈を開陳する奇特な人々

は、カルトに毒された偏向思想であり、もはや日本国内に1%以下。
 かれらは皇統に頑なにこだわる。しかしそれこそ愛子天皇を妨げる理屈にすらならない。丁寧に皇統を遡るなら【欠史八代】も含め綻びが出る。

 私自身は昔から変わらず、古事記・日本書紀の国生神話、天照大神を祖先とする皇室、神武天皇の建国神話に始まる日本国史を尊重もするし初代の神武天皇も実在を望むけれども、それでも時代と共に変わらざるを得ないことは動かせない。
 そうすると現行【皇室典範】に根拠を求めても、明治政府以降、当時の学者や政治権力が制定したものにすぎず、それから現在に至る世界史・日本史を俯瞰しても、時代にあわせて矛盾しないものに柔軟対応することまで止めるのは無理がある。
 もっとも理に適うのは、敬宮愛子さまを皇太子殿下とすることですが、それには【皇室典範】のうち、現憲法と矛盾する一部箇所を改めるだけでよいのです。

 

 


 皇室典範は、昭和27年に改正されてから頑なに維持されてきた。それで時代錯誤に陥っているから、それを適正なものに更新する。それだけのことです。
 孝明天皇――明治天皇――大正天皇――平成天皇――今上天皇と受け継がれてきたものは、いままだ秋篠宮にはない。それはすでに唯一直系の敬宮愛子さまがお持ちであるから、それをしっかりサポートするのが皇室典範ということになるのです。

 こぼれ話こぼし話

 あれもこれもとリアルでやることが多くて、思い立っても直ぐには実行できなくて、目の前のことが終われば忘れていたなんてことの繰り替えし。それこそ童謡「山羊さんゆうびん」みたいな。そこで忘れないうちにメモに記しておくことに。