さんざん虐待され、叩かれ、苛め抜かれてるようでいても、
それゆえに、いつのまにか打たれ強い自分に育つ!
わたしは、幼き日において日常茶飯に、DV(ドメスティック・バイオレンス=家庭内暴力)、それも辛く過酷な幼児虐待を日々経験してきました。
この世に生まれて、わずか3歳半にして心肺停止となり、3日3晩の昏睡、そして周囲を悲観・絶望させた“死”の宣告のあと、死の床にて必死に呼びかけられる騒ぎのなか、ふたたび意識を取り戻し、いまだに語り伝えられる“奇跡の生還”を遂げました。
けれども発病に至るまでに繰り返されてきた伯父の虐待による恐怖心、被害意識、精神的なダメージの大きさゆえ退院後も長いこと正常な言葉が失われてしまいました。
わたしは、教育家でも心理学者でも心理カウンセラーでもなければ、民生委員でも保護司でも弁護士でもありませんけれど、かれら専門家よりも、子供や若者の絶対的な理解者であることを自負しています。みずからの凄惨な体験ゆえに。
また、児童期には、交通整理の警官の目前にて交通戦争に巻き込まれ、救急病院に担ぎ込まれる騒ぎさえ経験し、さらにまた殺人事件にさえ巻き込まれました。
どんなに孤立しても不屈の精神にて真っ直ぐ生きると
やがては敵も味方もなくなる、不思議な境地に達する!
とことん時の権力に逆らい、また、人の嫌がることをみずから率先垂範して行動に移し、はじめは対立陣営から背中に激しい罵声さえ浴びても、幼い日々からの凄絶な体験ゆえ、いまさら怖れるに足らずと居直ることもできたし、そうして幾多の住民運動に影になり日向になり、惜しまず滅私奉公の精神にて挺身して参りました。
なにをやっても最期は平然と居直っちゃいます。わたしには脅しは効きません。わたしが居直ると、もはや敵も味方もなくなり、周囲の雑音も汚い罵声も雲散霧消する。
ひとつだけ自慢できることがあります。へんな自慢ですけど、ああだ、こうだ、うるさい奴らを、みずからの行動ひとつで黙らせることが、じつは昔から得意でした。ありとあらゆる体験を重ねることで、いまの人格が形成されております。
誰も代役のいない《あなた》の人生ゆえに
人生といふ大河ドラマの主役を堂々と演じ抜こうよ
いま、この地球上に65億人もの人々が生きているけれど、誰一人として《あなた》のスペアはいない。あなたの人生が、いま楽しかれ苦しかれ、それはあなた自身の人生といふ大河ドラマですから、主役は、あなたしか演じられないのです。代役は誰にも務まらないのですから、どうぞ、あなたの人生ですから決して絶望しないでください。
夜の闇が深いほどに夜明けも近い。これは凄絶な人生体験ゆえの確信です。
あなたを然程も理解できない他人様にですよ、どんなに非難されようとも構わず、あなたは、あなた自身を信じなさい。ほんとうの評価は、あとから遅れてついてきますから、いま、誰が何と言おうとも、ただ自分を見失わず、まっすぐ生きていこうよ!