台風一過の残暑、いかがお過ごしでしょうか。このたび念願の〝鞭打ち&腰痛対策体操本〟をキンドル出版することができました。表紙をプロへ依頼しデザインしていただいたおかげか、発行部数ビックな大手の書籍コーナーにランクインさせていただいています。

 

 

内心では〝レギュレーションもう少しお手 柔らかに〟と心で叫ぶ次第で御座いますが、ここにランクインしていれば〝露出〟は多いのでラッキーとも判断されます。私の想定したペルソナ様は〝ゴリゴリの椎間板ヘルニア〟なのですがアマゾンさんには〝ナチュラル・デトックス・ビューティー〟系のお客様へ勧めていただけています。

 

 

昔々〝バブル〟と呼称された好景気時代がありました。庶民もタミヤのラジコンカーではなくガチ本物の車を改造してレースをすることができた時代です。少し成功されている会社社長はレーシングチームを抱えて運用されていました。当時一番人気だったのが〝カルソニック・スカイライン〟です。私も鈴鹿サーキットで1&2フィニッシュするのを観戦したことがあります。

 

 

スカイラインの排気量は2500CC、さらに四駆ターボなので当時のホンダ・シビックでは太刀打ちできませんでした。いくらF1で培ったブイテックテクノロジー搭載のツインカムフォーバルブエンジンでも排気量が1600CCしかありません。界王拳を用いてもベジータに勝てない孫悟空と同様でした。

 

 

そんな中、この挿絵のシビックではありませんが〝根性・気合・魂〟の作用によって10台ほどのスカイラインをぶち抜いて3位に入賞したシビックがいました。鈴鹿サーキット観客総立ちで拍手喝采です!!カルソニックのドライバーもシャンパンを三位のドライバーにかけて祝いました。

 

 

トップ10位はスカイラインが独占して下位70%がシビックという状況でイタリア・ビアンキカラーのスズキカルタスが完走しました。下位シビックはアマチュアレーサーが多く、このカルタスに道を譲る感じで並走されていました。薄っすらと白煙を上げながら今にも空中分解しそうな雰囲気でゴールに突っ込んできます。再び観客総立ちで拍手喝采になります。まともな思考の持ち主であればカルタスで参戦しようとは思わないと判断されます。

 

 

スズキ・カルタス

1983年(昭和58年)から2002年(平成14年)にかけて販売された小型乗用車。舘ひろしさんの〝オレ・タチ、カルタス〟若者に超人気になったことで有名な車種。当時〝1300ツインカムGT-i〟は草レースの花形でした。私の先輩、吉田さんもこのカルタスで草レースに出場されていました。排気量たったの1300CCで2000CCクラスの市販車を上回る加速を実現していました。クロスミッション&ダブルクラッチにより超運転がデリケートなうえにエンジン横置FF駆動方式による加減速モーメントが散け無く、体力と集中力と精神力を過多に要求する車種でした。信号が青になった時にスープラやソアラと同じ加速が可能だったのです。ロールバー付きバケットシートだったので乗り降りも超大変でした。

 

 

とわ言え、カルソニックスカイラインや前年度優勝ブイテックシビックと一緒に走れたことは〝至高の喜び〟であったと推測されます。私もこのレギュレーションにしばし留まれると嬉しいです。今回はモデルさんにポーズをとっていただいています。応援いただけますと幸いで御座います。ご購読ありがとう御座います。