いっきに聴いてしまう。
気品と深さに引き込まれてしまう。
「 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」は厳しくも難しいのだが、
厳しさの中に、明るい希望のような暖かさを感じる。
さりげないような、鮮やかな技巧。

私の中ではベストと思う。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲した無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ( Sei Solo a Violino senza Basso accompagnato)BWV1001-1006は、
3曲ずつのソナタ(BWV番号は奇数)とパルティータ(BWV番号は偶数)合計6曲からなる。
作曲時期は1720年。バッハが35歳の頃、ケーテン宮廷楽長として音楽好きの君主レオポルト侯に仕え、多くの世俗曲(協奏曲、室内楽曲)を書いていた頃の楽曲。



バッハ:
1. ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
2. パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
3. ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
4. パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
5. ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
6. パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
【演奏】
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
【録音】
1967年7月 ヴヴェイ