「即興曲第4番 嬰ハ短調 遺作 作品66」は、ポーランドの作曲家フレデリック・フランソワ・ショパン(仏: Frédéric François Chopin  1810年3月1日- 1849年10月17日)が作曲したピアノ曲である。ショパンの4曲の即興曲のうち最初に作曲され、ショパンの死後1855年、友人のユリアン・フォンタナの手により『幻想即興曲』(Fantasie-Impromptu)と題して出版された。


ショパンは「自分の死後、この楽譜を燃やして処分して欲しい」と頼んだが、フォンタナが遺言にそむいて公表したとも言われる。
この作品の筆写譜はいくつか現存しているものの、自筆譜は長らく見つかっていなかった。ところが、ショパンの弟子であるデスト公爵夫人に献呈された1835年の自筆譜が、1962年アルトゥール・ルービンシュタインによって発見されている。


非常に有名な曲で、実演奏も含め小さなころから聴く機会があった。
何か、消え行ってしまいそうで、今聴くといたたまれない。

 


ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)