またまたブログほったらかしてしまいました・・・

でもちゃんと理由が(言い訳)があって、



 お知らせがあります。



 昨日、11月25日に行われた第6回全日本アルパコンクールで、優勝をいただきました。



 演奏前は自分でもびっくりする位落ち着いてたんだけど、舞台にあがって演奏を始めた途端、手はすっごく緊張してたんだって気づかされました。



 課題曲のジェガーダはポルカがなってなくて、「パラグアイ人みたいにポルカを弾いて」というエンリケに最初は「パラグアイ人のようにとは?」って思いつつ、ポルカのもう特訓をしてもらいました。身内ながら、彼の教え方は分かりやすく、妥協を許さない姿勢をつらぬいてコンクールの1週間前にやっと合格点をもらえました。でも舞台の上では緊張MAXで、練習と全く違う演奏で凹むばかり・・・



 自由曲のカスカーダはパラグアイ留学中に教えてくださったマルティン・ロペス先生に習った曲。先生に、「もしいつかコンクールに出るときはこの曲でこのアレンジで弾きなさい」って言われた私にとっては思い出の大好きな曲。そして改めてエンリケと一緒にアレンジをさらに考えて仕上げました。



 最初は教わったアレンジができなくて、「なんで私にそんな難しいこと教えるんだろう」って思ったけど、そんな私の思いが通じたのか「今できる事を教えたってなんの役にも立たない。今できなくても、いつかできるようになるから教えてるんだよ」って言われたこととか、「ありさ以降もう弟子はとらないからがんばりなさい」っていう言葉とかを自然と思い出しながら気持ちよく弾けました。カスカーダ弾いてるときはなぜかスゥーってどっかの世界に引き込まれていくんです。(ってなんか怪しい? 笑)そんな魅力もまた大好きな曲。



 とはいえ弾いた後、自分がどんな演奏したのかも分からなくて、エンリケに「ごめん・・・」とだけとりあえずメール。



 表彰式では2位までの表彰が終わったとき、「あ~やっぱだめだった・・・あともう2年後か」って思って舞台のうえで半べそだったその時、私の名前が呼ばれてすっごくびっくり!半べそが一気にうれし涙になってこぼれてきました。

「1年留学してたんだからちゃんと弾かなきゃ」とか、いろいろプレッシャーがあったからそういう意味で苦しかったから、嬉しさと安堵感でいっぱいでした。

 

 今はこれまで教えてくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。応援に来てくださったお友達、ありがとう!!すっごく心強かったし、一緒に感動して泣いてくれてありがとうございます。そんな友達を見てすっごく幸せな気持ちになりました。

これからはコンクール優勝者として恥ずかしくないようにがんばっていきたいです。