神戸・阪神☆開運占い KAORI (かおり)です。
四柱推命を勉強していくと、人間の心理や心の成長度合いを上手く表しているなと思うことが多々あります。
たとえば、自星を自分自身だとすると、自分から生まれる食傷星は、才能や表現することを意味します。
その才能は、やがて周りの人にとって価値を生み出します。
その価値は、人間の共通の価値である、「お金」になります。これが財星ですね。
お金を稼ぐと、やがて地位名誉が得られます。これが官星。
お金も地位名誉も得た人間は、最終的に誰かのために自分のエネルギーを使うことを目的として行動します。
単純に考えると、
① この世に生まれて自我を持つ状態を自星。
② まだ自分の世界の中だけで生きている状態を食傷星。
③ 社会人として自分の力を生かす状態を財星。
④ 世の中のルールに基づいて行動する状態を官星。
⑤自分よりも他者にエネルギーを与える存在でいる状態を印星。
このように、どんな人間であっても、①や②の幼児期から青年期、③の社会人④の壮年期⑤の老年期と、どんどん歳を重ねていくのが自然の摂理なのです。
ところが、心理的には、どこかで成長が止まってしまっているということがよくあるのです。
親なのに責任感を持たない人間もいれば、老人になっても自分のことしか考えずにいる人間もいる。
見た目が若いことは素晴らしいことですが、中身が幼いと、生きることはとても辛く感じるのです。
では、心の成長を得るためにはどうすればいいのでしょうか。
心理的に成長するためには、心の学びしかないのです。
ここで言う学びとは、実務を学びに行くということではない。
心の学びとは、目に見えないものを見ようとすること。
目に見えないものとは、気持ちや感情のこと。
そして、それらを理解するためには、時間もかかる。
深い学びが簡単に手に入る訳がない。
心理的に成長している人は、慌てない。
心理的に幼い人は、とにかく待てない。
せっかちであるということは、心が若い証拠。
落ち着いて考えれば、大抵のことは解決できるのです。
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