フォローさせて頂いているお友達その他皆様のブログに遊びに行くと、美味しいもの以外に素敵なお庭、奇麗なお花の画像を見ては癒されています。
家はと言いますと~到底画像をあげるなど程遠い代物でした。
元々狭い庭に、婆さんが無理やり元々あった木を切り、勝手に枝がボーボーに増える木を植えただけでなく、普通に歩ける石段にまで、ぎっしり鉢植えを置きまくったおかげで狭くて大変でした。
悲惨なのは雨の日です。
伸びきった枝が体に当たるため、家に出入りする度にびしょぬれになっていたのです。
家族でも嫌で仕方がなかったのですが、気の毒なのが出入りする業者さんたちです。
雨の日や大きな荷物は玄関先まで運んでもらうのですが、皆さん濡れるのです。
毎年大喧嘩をしていました。
春先から、森のように生い茂っている塊に、巨大なセミかクマンバチかと言うような化け物のような蜂?も含めて色々来ていたのです。だから家を出るのも一苦労でした。
去年、大量のアリが出て来て、ドアの柵まで伸びているツルの先までアリが這っているのです。
自分でも、ゴミの日には伐採していましたが、直ぐに伸びるので追いつかないのです。
また、花壇の上に、婆さんが勝手にレンガを積んでいたようですが、接着が剥がれていて、どけたら乾いた土が石段に流れて来るのです。乾いた土と言うのも、そのレンガが危ないからか?勝手に花壇の土の上に土の入った鉢植えが置かれていて、それも根をはっているため動かすことが出来ないと言うどうにもならない無様な姿でした。
それでも放置していたのですが、とうとう去年の台風の時期、大量のアリが家の中に入って来て、しかもキッチンに沸いてくれてもう慌てふためいて雨の中、アルコールスプレーを買いに走ったのを言覚えています。
も~う嫌だ!!!!
と撤去する計画を立てようにも我が家は色々立て込んでおりまして~
やっとこさ~すっきりしました~パチパチパチ~
撤去と言いましても、元々あったのがオリーブとか金のなる木やおもとやアロエなのです。
花壇にあったオリーブは背が低くて広がる枝だった事から、こちらはもう、諦めようと思っていたのですが、この木を粗末にすると、縁起が悪いような気がしたため、大きな鉢植えに植えてあった、背の高い太い方のオリーブを花壇に移して、入れ替える事にしました。背が高いオリーブが花壇にあれば、枝も上にあるため、出入りの時に濡れないのです。
オリーブは枝が伸びても、ドアに絡みつくのは他の品種のように見えました。
こいつが曲者なのですよ~ツルの先までアリが這っているのです。
アリの巣コロリを置いても効果がないため、別の種類に変えたらある程度減りました。
ただ、その頃には秋口になり、虫全体が減り始めた頃なので、アリの巣コロリが聞いたと過信して放置も出来なかったのです。
この時、次に虫が活発になる前に、花壇を掘り返して土ごと入れ替えて貰おうと誓ったのでした。
うちには長年お世話になっているリフォーム屋さんがいます。
早速呼んで話をしましたが、土ごと撤去するのも、レンガをくっつけるのもお手の物だという事でしたが、唯一、オリーブの植樹については無理だと言われたのです。
そのままだと、また訳の分からないツルが伸びて意味がないのです。
やはり、大きな木に根を張らせるように植えるには、専門の庭師さんの仕事になるのだそうです。
リフォーム屋さんには色々な職人さんがいらっしゃるのに、庭師さんがいなかったのです。
そこで、犬友さんの一人を思い出しました。
お店を沢山されており、以前行った所に可愛い中庭がありました。
当然庭師さんがいらっしゃるでしょうからね~
すると、明日来るから直ぐに行って貰いましょうという事になり、トントン拍子でした。
所がまたトラブルがありました。
田舎でお庭の広い知人の一人にこの話をすると、アシュガと言う苗を箱で送って下さっていたのです。
個人の庭仕事ですから、お店で買うように土に入ったものではないのです。
最初予定していた日の前日に来たのですが、雨で延期になってしまったのです。
土のない草が枯れずに持つかどうか冷や汗ものでした。
やっと晴れたので、朝から頑張って頂きました。
まず、花壇の盛り土をどけてかなり下の方までごっそり掘り返して入れ替えて頂きました。
意外な事に、アリの巣はなかったのだそうです。
ゴッソリ入れ替えても、一番アリがついていた
ノウゼンカズラ
は撤去しても仕切れないようで、また伸びて来るかも知れないと言う話でした。
これは、アシュガを下さった人もですが、皆さん口を揃えて
質が悪い!!
と言われます。
そこに大量のつたも這っているのですから、虫の温床になるわけですな~
下にあるアロエその他は元気なのでそのままですが、花壇に置いてあった大量の鉢植えも、ほぼ枯れていました。
掘り返した土と鉢を見て絶句しました。
全部持ち帰って頂けて、本当にすっきりしたのです。
結局、花壇にあるのは、大きな長い方のオリーブと、送って頂いた枯れかけたアシュガだけです。
アシュガの方は、一度弱るので来年になると奇麗な紫の花が咲くのだそうです。
これは、ノウゼンカズラやツタのように根を張らせることもなく、一気に葉が土を覆うため、雑草が生えにくくなるからとお勧めされました。それは有難いのです。
残っている鉢植えも、伸びきっていたもみじもすっきり伐採して頂いて、つんつるてんで寂しいものですが、直ぐにアシュガが生えて緑になるようです。
数十キロはありそうな土や鉢を撤去出来ただけでも万々歳です。
ただ、一見撤去したようにしか見えず、ご近所さんからも
『自分でやったの?』
と言われました。
本来なら、大きな枝を伐採して見栄えが良くするが庭師さんのお仕事なのでしょうが、うちにかかっては、アリの巣探しから始まりましたからね~お気の毒でした。
ボーボーの森のような所に毎年蜂の化け物のようなものが飛んできていた話をすると
『巣を作ろうとして来ていたんじゃないですかー?』
ですと~!!!
アリの巣も嫌ですが、蜂の巣はもっと怖いです!!
また、場所が悪すぎるのです。
本当に出来ていたら、家から出られない所でした。
負の遺産
と言うのはいつまでも続くようです。