惨敗と言う書き方が正しいとは思いませんが、他に形容しがたいため今はこのまま使います。

京都の変身所も色々なタイプがあるようです。

元舞妓さんがプロが来ていた着物で着付けをして下さる所から、完全にスタジオの衣装として、ぺらっぺら、ボロボロの着物を平気で使いまわしているお店まであります。

今回は、前者の方の本当に舞妓さんが来ていた着物や帯が揃っているお店でした。

ただ、舞妓さんではなく普通の人の家族経営でした。

行った人たちのブログなどではなかなかの老舗のように書かれていたため、今度こそ、リベンジ出来ると信じていました。

所が、私の時には、電話の申し込みの時点で、電話口に出て対応をされた人に対して何やらもやもやとした違和感を覚えました。


個人の邸宅でもあり、前半戦の都心のお店とは違い、何とも不便な場所にありました。

他府県から行く私にとっては、かなりハードルが高い観光になると思い、前もって気合を入れて調べました。

マップのバス停の確認をすると、お店の人は、違うバス停を言うため余計ややこしくなりました。

更には、電車の事も、乗り換え案内で調べていたのですが、ここでももめました。

「○○線で、◇△駅で乗り換えます。」


と伝えたのですが、先方は断固として

 

「○○線では◇△駅には来ない」


としつこく何度も言い続けたのです。


ですが、私は何度も京都には行っており、〇〇線に乗って往復しているのです。

その駅を経由して帰ってきているのです。


もう、路線の話は止めて、他の人がお願いしているように、最寄りの地下鉄までの送迎のみ、お願いをしました。

後日、○○電鉄に電話をした所、やはり私が記憶していた通り、◇△駅には停車すると言われました。


他にも、私は行く前に全ての段取りを整えて置きたいので、色々確認は取っておきました。

まず、私の髪は短いのです。これを一番先に言いました。

それでも、当日来て様子を見てどうするか考えると言われたのはしっかり覚えています。

老舗のようだから、きっと出来るのだと思っていました。


他に、ゆっくり開始の人が、お弁当持参で行かれたと聞いたので、私も聞いてみました。

すると、私は午前中の予約だったこともあり「いつもより遅くても良いなら大丈夫です。」と言われました。

私も素直に大丈夫なのだと思いました。


当日の朝・・・・前日の予報では雨となっていましたが、家を出る時から既に危うい天候でした。


道中から既に雨はしっかり降っていたようです。


ですが、電話の一本もないため、何とかなるだろうと出かけました。

待ち合わせ場所の地下鉄を出た所から、お店に向かう道中、ここから直ぐにバス停に行けると言われて嫌な予感がしました。

帰りは雨の中放り出されるのですか?調べて来たのですが、電車に乗るまで30分ほどかかるのですけどね?


車だと10分の距離をバスで30分かけて帰らなくては行けないという事にうんざりしていました。

送迎と言うのは往復を指すものだと思っていた私が厚かましかったのでしょうかー?


お店に着いたらまた、嫌な事ばかり続きました。


まず、電話で一番先に自分から話していた髪の事で、散々文句ばかり言われる羽目になるとは夢にも思いませんでした。


電話で良いと言った奥さんは知らん顔。呆れました。


旦那が言うには、舞妓に変身に来るのなら、髪は肩にかかるぐらいあるのが



「常識」なんですってよ~びっくり


だから先に聞いたんですけどね?


第一、今時変身出来る所は多くて、全カツラをカパっとかぶせてくれたこともあれば、短い私の髪を上手く拾いながら半カツラをしたお店もありましたけどね?自分らが出来ない事を、こっちのせいにして、他府県から雨の中2時間かけて何万もの大枚を出してまで自分らのお店に来た客人に対してこのような無礼な攻撃を延々続ける人たちって何?


散々罵声を浴びせられた挙句、先に髪をやってみようという事になりました。


結局は、全カツラがなく、私が過去にどうにかなった髪型は邪道だという事を言われて呆れました。

見もしないくせに何でそう言えるのかね?


さて、その髪をカツラに貼り付ける時に、電話が鳴りました。

そのカツラをどうにかするほうの担当らしき方が電話に出てしまったのです。


もう一人は出来ないようで私は完全に放置されてしまったのですが、電話は先での予約だったようで、延々話しています。

その時、私への当てつけのように、髪は最低でも肩に届く程度はいると言うのですが、先に聞いていたら何もこんな不便な場所まで来ませんでしたよ。


第一、来るとき車の中では、今日は雨だから急ぐと言ってたのに、何でこんなに放置するんですかー?


で、その電話の相手がリピーターとかでその話も延々するから始末に負えないのです。

こちらは急ぐと言ってあるのですが、老舗と言う所ほど自慢を延々言い出したら止まらないので困ります。

人の自慢より目の前の私の仕事をきちんとして欲しいのですよ。社会人でしょうが?


随分時間がかかって、やっと髪のめどがついたようで、メイクに入りました。

気に入った所で写真を撮ってもらう事になっていましたが、白塗りお化けの顔を撮って欲しくもないため終わってしまいました。


肝心な撮影ですが、外は大雨なので、予定していた倍量の写真ではなくてもよいかと思っていたのですが、その辺は先方もお商売なのでしっかり覚えていたようです。

まーいいかと思って承諾したものの、屋内の写真をろくに撮らないまま、ネガを入れ替えたのは驚きました。

これ、手抜きもいいところじゃないですか?30枚撮って入れ替えるんじゃないですか?

2~3枚でさっさと次のに入れ替えて、雨でも撮れる場所に移動しました。


全てが押して押して、終わったのは午後の3時を回っていました。

うちは京都駅から2時間かかるのです。そこからワンクッション行く所は2時間半です。

5時にはわんちゃんにご飯を食べさせていると先に伝えてあります。

ここで、10分車で地下鉄に送って貰えたら、ギリギリでも間に合いましたが、そんな気は毛頭ない様子。

手を振って大雨の中放り出されました。

そして、バス停は聞いていたように数分では行けませんでした。

それ以前にもうぐったりしていたのですけどね。

そして、バスも案の定、遅れてきたところから、地下鉄まで30分。

わんちゃんのご飯どころか、私のランチもまたいつものように罰ゲームのお茶すら飲めない始末。

帰り際、受け取ったスナップ写真を見て絶句・・・・滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

これまで何度もプロのカメラマンさんにも撮って頂きましたが、ある意味一番凄かった~。。。。

まず、これまでの場合、カメラさん以前にメイクが無茶苦茶だった事や、明日にでも粗大ごみに出すような着物で散策させられたことがあり、カメラさんを恨んだことはないのです。

前半戦、3つのプランを申し込んで、最後にまともなメイクで撮って貰えた時は、カメラさんも撮りやすかったようです。

それでなくとも、大阪の通常の変身メイクのスタジオや、何度も書いてきた宝塚でも撮って来ています。

上手な人が撮るとどうなるかは・・・見分けはつくと思いますが!?

まず、カメラマンさんだけでなく、これまでスタッフさんが外で撮って下さったこともありました。

メイクさえ良ければーーと嘆いたほど上手に撮って下さいました。


長くなりましたが、ここで受け取った写真の私は・・・・実物より1.8倍増?

と思えるほど、横に膨張しているのです。

全身のものは、縦にも短くまるで嫌がらせか?何かのコントか??

私は自撮りが出来ないため、プロのカメラさんがいなくてもスタッフさんが撮って下さる事を確認をして行くようにしています。


私は、普段のお洋服でも、標準サイズです。

昔の映画は、横に引き伸ばされていましたっけ?

テレビもそうでしたっけ??

そんな映像を何かで見たことがあるような気がします。

私が太くなると同時に、周囲の景色は着物も全部が膨張していて気持ち悪いのです。


何万もの画像入りのデータが郵送されるようですが、どうなることやら。


何万も出して、時間さえまもらず、無茶苦茶な罰ゲームを与えるような所にのこのこ雨の中出向いた私がバカでした。


それでもやめないのは。。。もうここまで来ると、意地ですかねー

 

帰り際、散々聞かされた芸能人の自慢に続いて、あるタレントさんが同じ着物を着た時の事を

 

「あの人も髪が短くて苦労したわ。」ですと~

 

そのタレントさん、私もよく見ていましたが、ず~っとショートでしたけどね?

 

それこそ、先に断ったらいいんじゃないでしょうかね?

 

それを後から来た他のお客に文句を言うのはどう考えても客商売を舐めているとしか思えません。

 

それでも通用するほど、京都の観光ビジネスはぼろいという事なのでしょう。


まともな所って、本当に数%もないのかも知れません。

その数%のお店に出会えるまで止めないと思います。

 

※追記

 

後日、データが届きました。

 

雨という事もありますが、それでも先方がデータを『ダブルですよね?』と念を押しました。

 

ちゃんと撮ってもらえると思った私が甘かった~

 

室内の撮影がほぼ0だった事は上に書きましたが、中を確認すると、予想通りのものでした。

 

一か所だけ、しかも雨のため、同じ場所で同じポーズで連写が多かっただけでした。

 

これなら半額のコースで良かったのにな~やる方は手間は変わらないでしょうから、高額を勧めただけでしょう。

 

さて、写真の出来栄えと言いますと~

 

やっぱりこれ、他店のスタッフさんにスマホを渡して映してもらったことがありますが、それと変わりませんよ~

 

後半戦も、無駄な出費となりました。