息子の怪我と学校への苦情③ | ややこしくも愛しい日々〜自閉っこ息子の育児・療育となるべく薬に頼らない暮らし~

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ひとり息子ヒロ(仮名)は発達凸凹くん(知的障害・自閉スペクトラム症・多動)です。
ヒロの育児・療育の記録、なるべく薬を使わない自然な育児・療育のための生活の工夫など、日々のあれこれを綴っていきたいと思います。

ブログへの訪問ありがとうございます!

 
前回の記事「息子の怪我と学校への苦情③」
続きです。
 
金曜日に学校で右足親を怪我した息子ヒロ。
土曜日の夜までは、歩き方が不自然でしたが、日曜日にはピョンピョンとジャンプするようになっていました。
 
ほっとした私は、疲れがどっと出て、ゴロゴロ、ダラダラ過ごしていました。
 
ママ友さんとそのお子さんにバッチフラワーレメディ®︎のブレンドボトルを作成する約束をしていたため、38種類のマイナス感情の表を眺めていると…
 
自分の怒りや批判の気持ちが愛情の裏返しであることに気づきました。
優しい先生たちで、ヒロのことを丁寧にみてくれるだろうという期待が裏切られたことによる怒りであることに気づいたのでした。
さらに、夕方までヒロが痛みに耐えていたことを知らずにいて、ヒロに手当などしてあげられなかったことへの罪悪感があることにも気づきました。
 
バッチフラワーレメディ®︎のホリー(柊)とパイン(松)
怒りや憎しみは好意へ
罪悪感は許しへ
感情のバランスを整えます。
 
 
自分自身も、児童指導員の仕事をしているとき、保護者の方からの怒りを真正面から浴びて、非常に辛かったときがありました。
そのときの保護者の方の気持ちが改めてよくわかりました。
信頼していたのに裏切られた…という怒り。
まさに、「苦情は期待の表れ」なのです。
 
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月曜日の朝、苦情メールのことについて電話してからヒロを送って行こうか?悩みましたが、電話はしないことに決めました。
 
しかし、「学校に行くよ〜」と声かけしたとき、ヒロが嫌がって泣いたのですが、その泣き声が尋常ではなかったのです。
 
少し沈静していた私の怒りが再燃!
担任の先生に電話をして、金曜日の夜から怒っていたことを一気にまくしたてました。
そして、その日は、パパさんも休みでいたので、夕方に面談を申し込みました。
 
ヒロを登校させ、私はPTAの役員会だったので、そのまま学校に残りました。
 
担任の先生→教頭先生→校長先生の順に謝罪してくれましたが、校長先生の謝罪はあまり心がこもっているようには感じられませんでした。
 
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夕方、パパさんも合流して、再び学校に行き、教室に行きましたが、担任の先生たちはまだいませんでした。
到着予想時間を知らせておいたのに!と、またまたモヤモヤ。
 
ヒロが怪我したのは、音楽の授業中。
ダンスの場面で、先生と一緒に立ち歩いているときに、机を倒してしまったという説明でした。
 
実は、金曜日の面談ですでに「えっ?」と思ったことがありました。
それは、学校でヒロが歯磨きを嫌がって、歯磨きが全くできていないという事実が判明したからできた。
1年生から3年生までできていたのに何故?とは思いましたが・・・
そのときは「少しずつで良いので取り組みお願いします」というのみにとどめておきました。
 
しかし、足を怪我したことで発覚したのが
①歯磨きを嫌がって全くできていない
②教室の机の上にあがり渡り歩く
③体操着への着替えを拒否して着替えないまま体育に行く
④授業中、座るべき時間に座っていない
ということでした。
 
歯磨きを嫌がるのも、高い所にのぼろうとするのも座り続けるのが苦手というのも知っていますが、それらをすべてヒロの思い通りにしていたことにあきれました。
 
担任の先生は、
①登校を再開してからまだ日が浅く信頼関係ができていない
②登校を嫌がるので、ヒロくんの笑顔を大切に穏やかな時間にしたい
③金曜日の面談でお母さんの話を聴いて、ヒロくんは人との関係のなかでいろいろできることがあることがわかったので関係づくりを大切にして行きたい
と、説明(言い訳)していました。
 
パパさんは「そうですよねぇ」と理解ある優しい父親状態。
私だけぶすっとした表情で、不満を訴えました。
「今年度から重複障害学級に変えたのは、本人のペースで成長・発達してほしいから。
1年生から3年生まで積み重ねてきたことができなくなってしまうなら、重複障害学級にしたことが判断ミスだったと後悔する。
机の上に上靴のまま上がるなんてどう考えてもダメなこと。
他のお子さんの怪我にもつながりかねない。メリハリつけた指導をして欲しい」と。
 
言いたいことを言ってスッキリしたこともあり、面談自体は穏やかな雰囲気で終了しました。
 
しかし!
帰りの車内でパパさんは
「普通はお客さんから苦情があったら訪問して謝罪だろ。こっちがわざわざ学校に行っているのに、校長も教頭も挨拶に来ないのか」
と怒っていました(-_-;)
いま、それ言うか?
担任の先生たちに直接言ってくれよ~
 
というわけで、金・土・日・月曜日、嵐のような4日間だったのでした。

怒りは、時間とともに増幅することを身をもって実感。
医療も教育も福祉も、全てのサービスは「安心安全」が大前提です。
言葉による意思表示が不完全な子どもの命を預かるなら、なおさら…
「念のため」慎重な対応が必須であることを改めて学びました。



★親しい人への怒りや憎しみに…

 

★罪悪感で苦しいときに…