PhatPHOTOという雑誌です。
雑誌といっても、全国の書店で販売されているのではなく、基本定期購読か通販。
一部の書店では店頭販売してます。
この雑誌、1冊千円と一般的な雑誌と同じくらいの価格ですが、一般のカメラ雑誌と比べて
アサヒカメラと比較
圧倒的に薄い(汗)
ページ数で言うと、100Pくらい。となりのアサヒカメラは312Pでした。
ページ数が少ないから、内容が薄いのかというとそうではありません。薄い理由は、たった一つ
広告が無い
この雑誌だけではないでしょうか。
メーカとのタイアップ記事はありますが、カメラ屋さん、メーカーの広告は一切ありません。
あと、新商品紹介や商品に関する特集もありません(見たこと無いだけかもしれませんが)
最新号の特集はというと、”写真の組み方の基本がわかる!はじめての写真編集”といった、一般のカメラ雑誌ではなじみの無い特集。
過去の特集はというと、どうすれば作品になる?家族写真のボーダーライン、その写真伝わってますか?、いい写真の理由が知りたい、といった具合に、写真そのものに対する特集が多いです。技術的なこととか小手先のテクニックといったものはほとんど無く、表現や伝え方など抽象的な事象に対して積極的です。
私は、大和田良さんの”作る作品の過程 作品ノート”というコーナーが好きで買っています。作品作りのアプローチ、考え方など非常に勉強になります。
特集記事は勉強になりますし、フォトコンテストは勉強になる上、機材にとらわれないこと(最新機材やフラッグシップ機じゃないカメラが殆ど)から勇気が貰えます。
この雑誌最新情報というものは、ほとんど無く、機材についての云々もなく面白くないかもしれませんが、写真について学べる数少ない雑誌だと思います。
詳細は↓
Phat PHOTO