憎みあう親子 | あ

憎みあう親子

ある親子について考えさせられることがありました。


Aくんの両親は3歳の時に離婚し、

お母さんは5歳のときから、Aくんにピアノ、習字、音楽、英語等、

ありとあらゆるお稽古をさせる、いわゆる、教育熱心な母親となりました。


Aくんは、友達と遊ぶ楽しさを知らない淋しい幼児期を過ごしました汗


中学生になって、母親に強い反発を始めたAくんは、

万引きをするようになりました。


もしかしたら、家庭内暴力もあったのかもしれません。


母親はAくんのことを、


「こわい。 何を考えているかわからない叫び


と本人を前にして口にするようになりました。


Aくんは施設に入ることになりました。


お母さんは


「一銭の経済的支援もするつもりはないし、会たくもない。」


と言って、実際そうしてきました。

大人になった今も、互いを憎みあったままだそうですあせる


これを聞いて、私の友人は言いました。


「幼い頃から教育熱心だったのも、

母親の愛情なんだろうけど・・・・ムズカシイねぇ。」


・・・・本当にそうかしら・・・はてなマーク


確かに、わが子に良い教育を受けさせたいというのは母の愛情です。
早期教育だって、結果を出すことを強要せず、

のんびりと楽しんでやっていくのであれば、いいと思います。


だけど、この例は、早期教育や過度な愛情の弊害とかいう

簡単なことではないような気がしました。


このお母さんは極端に自分に自信が持てない人、

不安の渦渦を持った人なんだと思います。


その不安を子どもで解消しようとしたのではないかしらはてなマーク


思うとおりにならない子どもとどんな人生を歩んでいくかということを

長い自己実現と捉えられればよかったのですが、


「なんでこんな子どもなの!!プンプン


とばかりに焦って、自己実現を阻む存在にさえ捉えてしまった・・・。


きっとそれまでも、自分に自信を持つために、学歴や特技や

そんなものの獲得に励んできたのではないかな。


それなのに、離婚をして、いわゆる理想の家族像まで失ってしまって、

焦ってしまったのかもしれません。


・・・などと、勝手な想像をしてしまいました。


「私には無縁。早期教育なんて興味ないし。」


と思いそうですが、よく考えてみればそうでもないかも。


他のお友達と遊んでいるわが子がちょっと運動神経が悪いかな~

と感じたとき、


また逆に、言葉の発達はちょっといいかな~と感じたとき、


自分の中に、自慢したくなる気持ちや

恥じたくなる気持ちがないとはいえませんあせる


まぁ、自然な感情だとは思いますが、

恥じる気持ちを解消したくて子どもをスポーツ教室に入れたり

自慢したくて子どもに文字を教えたりすることのないよう

気をつけなければならないな、と思います。


子どもがそれをすることで幸せになることが大切なんですから。