「ボヘミアンラプソディ」の泣き所。 | 映画の旅☆Everyday

映画の旅☆Everyday

映画バカになる為、日々奮闘中!

僕が泣いたのは最初と最後です!




【ボヘミアンラプソディ】



オープニングとエンドロールにやられました!



特にエンドロール!中々イキな事を、シャレた事をやってくれた訳ですよ!もう素晴らし過ぎます!


ではその解説をしていきます。


「ボヘミアンラプソディー」は製作が20世紀フォックスです。本編が始まる前に、必ず20世紀フォックスのファンファーレがかかるんです。それがレッドスペシャルの音だったんです!




20世紀フォックスのファンファーレ



いつも通り、ダダン!ダダン!ダーーーーーーー、ダダン!ダッダダダー!ダッダッダダダー(中略)と、いつものファンファーレがかかるもんだと思っていたから、まさかクイーンのギタリストのブライアンメイが奏でる音だったんです!









20世紀フォックスのファンファーレを、レッドスペシャルというギターの音で、アレンジしてるんです!!!



なんとまあ、ファンが喜びそうな演出。。。はい!僕です!!!(笑)




さあ本編が始まる前から感極まった僕は、肝心の本編は特に感動する事なく、エンドロールを迎える訳です。




ふーん。まあこんなもんかな。史実と若干違うけど、それは物語を分かりやすくする為に、仕方なくしてる事だろう。




映画という媒体は小説や漫画と異なり、多くの人が製作に携わり、さらに映像は人の印象に残りやすい事もあり、制約や制限が多く存在する。史実をそのまま映像にするのは、ほぼ不可能。要は伝わる事が伝われば、史実や原作から多少違くても別に良いんです。映画を機にクイーンやフレディマーキュリー、または同年代のハードロックという、一時代を築いた芸術に興味を持ってくれたら、映画は大成功です。うん、きっとこれは成功する。




っていう風にエンドロール中に作品の評価を頭の中でしていたら、とんでもない事件が起きます!




「The show must go on」が、流れ出したんです❗️❗️❗️



この瞬間、スーパーサイヤ人のように鳥肌がギン立ちして、同時に涙が込み上げてきました‼️



何故かというと、「The show must go on」は、フレディマーキュリー在籍時の最後のアルバム「Innuendo」の、一番最後に収録されている曲なんです!






お分かりですか?




フレディマーキュリーの半生を描いた映画の最後に、フレディマーキュリーの遺作となったアルバムの最後に、収録されている曲を持ってきてるんですよ‼️‼️




これはクイーンを知り尽くしていないと、出来ない演出です。僕はここに監督や制作サイドのクイーンへの敬意や愛情に、強く鳴できた事に大感動をして、涙が溢れ出たんです。




最後は本当にやられました。


本編の最後に「Don’t stop me now」が流れて、そのままエンドロールに入っていって、

「Don’t stop me now」が終わるけど、エンドロールは終わってない。

その瞬間に「The show must go on」がかかるんです。


「Don’t stop me now」


「The show must go on」




エンドロールの最初から「The show must go on」が流れるんじゃないので、意表を突かれた訳です。意表を突かれたからこそ、感動が倍増するんですね。映画としても素晴らしい演出ですよ!




以上が「ボヘミアンラプソディ」で、僕が泣いた二ヶ所です!