4歳でそろタッチを開始して何度も泣き叫んで逃げ回りながらも、1年10か月間でU12を突破した経験より綴る備忘録。

 

そろタッチU12達成のために①:タイムライン

そろタッチU12達成のために②:親が覚悟を決める

そろタッチU12達成のために③:JSUステージの山場を攻略する

そろタッチU12達成のために④:各ステージ突破体験記

そろタッチU12達成後:そろタッチ終了後の学習ルート

そろタッチ vs そろばん vs 公文算数

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大きく分けて下記の3点にルートが分かれていく。

 

・ルート#1→日本珠算連盟暗算検定段位取得

暗算力をどんどん深化させていくルート。そろタッチの攻略後の定着と若干の深化(みとり算 3桁10口の攻略)=日本珠算連盟の暗算検定1級の合格を目指してトレーニングを継続する。

現状のそろタッチではボードが5桁までしか存在しないので、5桁のみとり算、3桁×3桁などはそろタッチではトレーニング出来ないので、そろばんに移行する必要がある。段位を狙うのであれば両手式のそろタッチから片手式の算盤にスムーズに移行できるのか私には分からないが、初めからそろタッチではなくそろばんを選択しておいても良いかもしれない。

そろばん経験者によると、段位(日珠連5段くらい)を取得しないと使い物にならないという意見もある。どこがゴールか明確な線引きが難しいので、このブログ内ではディスカッションポイントとはしない。山本塾の山本先生による解釈は暗算検定3級で十分にメリットになるということ。

 

少なくとも数百人以上の以上のサンプルより判断されている山本先生の意見を参考に、わが子の目標値を日珠連暗算検定1級とした。

(1級だと意味ないという珠算専門家の意見があることは承知しているが、議論する気はないので・・・)

 

・ルート#2→算数・数学の習得

あまりのある割り算、分数、中学数学へと移行してどんどん鍛錬を進めていく。娘が選択しているルートでもある。公文算数でC121からの開始となったが、何のストレスを感じることなく計算処理できるので、C・D・E・Fの攻略は7カ月と早かった。そろタッチで苦戦した日々と比較すると、公文算数F教材までの負担は圧倒的に軽い。算盤と公文算数を両方経由して中学受験準備に繋げることは難しかったかもしれないが、そろタッチの登場により、そろタッチ→公文算数という計算力強化ルートが一般的なルートとして選択可能になっていくかもしれない。少なくとも我が息子(現3歳)にも同様のルートを採用する見込み。

 

なお、先述の山本塾の山本先生は低学年のうちに身に着けてほしい力として、四則演算だけでよいと主張されている。理由は四則演算攻略済であれば分数の攻略は早いため、とのこと。


ただ娘の場合には、約分の攻略、通分の攻略、掛け算&割り算を当たり前に使いこなすというステージは、2023年11月~2024年5月までの7カ月間、平均して毎日30分以上取り組んで到達したところ。それでも娘は発展途上なので、やはり私としては時間がある低学年のうちに分数も習得させたい。

 

・ルート#3→思考力系算数、低学年難問の習得

分数分野に限定した学習に移行せずに、トップレベル算数や浜学園最レなどに移行するパターン。

ルート3を選択しない一番の理由として、トレーニングをしたことがない私が低学年算数のテキストや浜最レを解けるから。私自身の場合には、中学数学、高校数学を学び、読解力を磨く過程で、いつのまにか解けるようになったと思われる。中受がない娘にとっては、体系数学や青チャートの特訓によりいずれ解けるようになるのであれば、攻略に時間をかける必要はないというのが私の考え。

また、中受は100%しないので公開学力テストや全国統一小学生テストの受験もしない方針。尚、思考力強化は公文数学の初見の問題を考える作業でも十分に鍛えられると考えている、少なくとも現時点では。

 

娘の選択したルートは、ルート#1&ルート#2のハイブリッド型。暗算1級を目指しつつ、公文数学をどんどん進めていく。

N=1の娘の進捗によると、3桁7口と3桁10口は圧倒的な難易度の差があるので、Xステージを進行するよりも、とっくん2により3桁10口→4桁10口までトレーニングの負荷を高めて、暗算1級突破を目指している。一方で、高校数学までの攻略を目指して、小学生でも成功サンプルが沢山ある公文算数→公文数学を採択した。今はまだ結論は出せないが、中学生になることにはこの判断が正しかったかどうか結論づけられると思われる。