間違いなくJステージ内の最難関だった。

J1→J2 8日間

J2→J3 16日間

J3→J4 14日間

J4→J5 10日間

J5→J6 12日間

J6→J7 9日間

J7→J8 11日間

J8→J9 19日間

J9→J10 12日間

J10→J11 14日間

J11→J12 16日間(トータル4ヶ月+17日間)

 

なぜJステージの最難関かは下記の学習ステージ別人数から判断している。明らかにJ11はどのステージよりも時間がかかっている子が多い。トライしている親子はJ11まで到達する頃には、どのゲームで対策するのが子にあっているか判断に慣れてきているはずなのにそれでも苦戦するので、本当に難しいのだと思う。

 

■ 苦戦ポイント

両指の操作の複雑性だけではなく、覚える範囲が広い。

たしまるでの足し引きがJ11ステージの途中から切り替わり、3桁を含む計算に難易度が高まる。たしまるの内容がステージ途中で変わるのはJ11が初めてだった気がする。

3桁を伴う計算においても、初期から99+2や103−5のような3桁の単純計算でさえ最初は指の操作を戸惑うが、122−28や150−94のような数字が大きくなる過程で理解が追いつかなくなることもあった。3桁の計算に連続して取り組む中で突然、73-27のような2桁の繰り下げ計算が出てくるとまた迷う。さらに5歳で3桁の数字に慣れていないため、104と読み上げられても140なのか104なのかを迷うケースがある。

今後もステージ単位での新たに学ぶ量は増えていくのかもしれないが、少なくともJ11の範囲は2つのステージに分解されると良いなと思った。J11は挫折率、脱退率が高そう。

 

■対策

ぶれずに、たしまるで毎日指の操作練習を実施した。J11ステージのなるべく早いタイミングでたしまる内のたす、ひく単体の指操作に慣れておき、たしひきを伴う計算を反復するようにして指の操作に慣れていく。かなりの速度で迷うことなく3桁のたしひきに慣れることを目指して毎日反復した。目安として1回のたしまるチャレンジで10個の正解を保つように。

それでも、J11で初めてたしまるだけでは対策が追いつかないほど複雑さのバリエーションが増えたので、J11からはたしひき道場も活用するようになった。

J11星5つの段階では、たしまる、たしひき道場でも対策できないケースが出てきたので、ゲーム内のまねっこを使用するように。まねっこが非常に便利で直近で間違えた問題は都度、ゲーム内のまねっこで復習するようにした。

下記の通り、直近の間違えた問題を多用して間違えてもすぐに対策して指の操作を覚えるように心がけた。

1分間のフラッシュ暗算では、正解出来たのは41-17, 28+6, 55+25, 90-16, 45-17, 56+34-40, 65-32-22の7問、不正解は91-18の1問とまずまずの難易度を瞬時に回答できるようになり精度も許容範囲となってきた。ただ、このレベルで1問間違えていると、暗算力としては使い物にならないのでさらに精度を高める必要がある。そろばんほどのスピードではなくても公文の生徒だと全問正解が当たり前だと思われる。J11レベルではまだまだ小2の計算範囲にとどまっている。

結果的には最難関J11を16日間(1日平均2金メダル、途中5回程度の銀メダル)で突破できたのは、ルーティン化した事前練習のおかげ。このまま一気にJステージは突破できると思われる。