息子(3歳)の親塾スイミング開始のために振り返っている娘の上達遍歴。クロールを突破後はとくに市民プールでの親子特訓を続けて練習する日々になる。

 

12か月目:4y6m
テスト項目:背泳ぎ25m 43秒

11か月目のクロール突破から1週間後の短期講習に参加する。

市民プールでの親子特訓では、背泳ぎのバタ足に意識を集中させるため、足の甲に手をあててあげてトレーニングを反復する。

本人は25m到達時のタイミングが分からずゴール直前に速度を落としがちだったが、コーチがゴールのタイミングで頭を壁に激突させないよう見てくれるというので安心して泳ぎ切る。

 

練習時にもタイムを突破できていたので安定の1発合格、タイムは41秒2と余裕もあり。

12か月目:4y6m
テスト項目:平泳ぎ グライドキック7m

平泳ぎの足の動きのコツは、短期講習時にコーチに聞いていたので、市民プールでひたすら練習する。

沈まないよう、おへそ付近を私が支えた状態でフォームを確認。3時間反復練習して出来るようになる。市民プールの3時間練習の密度は、通常練習の3ヶ月分くらいになると思われる。平泳ぎのフォーム作りは、過去のクロール特訓よりも負担が軽い。

疲れないから。

今月は妻の実家に滞在したため、練習を10日以上実施しなくなる。それでもテスト直前に感覚は覚えており、無事に1発合格!


13か月目:4y7m
テスト項目:平泳ぎ 25m

短期講習に再び参加する。前回の平泳ぎ合格から年末年始の休暇になる練習不足のせいで、コツをつかめず不合格となる。

息継ぎをする際、足をバタバタしたのが敗因。脚のフォームが未完成なので、徹底してトレーニングする。

13か月目:4y7m
テスト項目:平泳ぎ25m

短期講習と同月末のテストに向けて、コーチに課題を相談したところ、手の掻き方も誤っていることが判明。手の掻く動作は小さくて良いとのこと。自分のイメージでは大きく手を掻くのが正解と思っていて誤って教えてしまっていた。

"胸の前でハートを描くイメージで"の助言通りに特訓。娘自身も手の掻く動作をコツをつかめると息継ぎもきれいに出来るようになり、無事に2回目のテストで合格してくれる。

 

14か月目:4y8m

テスト項目:バタフライ12.5m

短期講習へ。バタフライは全く泳ぐコツが分からずに悩んでいたが、短期講習でうねりと手の動きのトレーニングを実施。ただ、市民プールでもコツがつかめず、親としても教え方がいまいち分からずに不合格。

 

14か月目:4y8m

テスト項目:バタフライ12.5m

再度、短期講習に参加して、教えてもらう。短期講習に2週連続で参加するのは初めて。

足と手の動き、息継ぎのリズムはかなり良くなってきていたため、短期講習1日目の時点で合格する見込みとの判定をもらう。無事に本番でも合格して嬉しそう。

 

14か月目:4y8m

テスト項目:クロール25m 36秒

同月の通常テスト週にクロールの試験。前回40秒設定でギリギリだったので、今回も相当厳しい見込みだった。とにかくバタ足の強化をはかってテスト日までの2週間毎日、市民プールへ通う。この時期に最もスイミング特訓に時間を投下していた。ちょっと偏り過ぎだった。

市民プールでのバタ足特訓で徐々にタイムが縮まっていき、短期講習の本番では34秒台で1発合格。

 

15か月目:4y8m

テスト項目:背泳ぎ25m 40秒

クロール試験の翌週、背泳ぎはいつも得意なので、今回も練習量は控えめに短期講習へ。無事に37秒台で一発合格。

背泳ぎだけは親子ともにストレスがなく取り組んでおり、ほとんど記録を残していない。


16ヶ月目:4y9m 2級

テスト項目:平泳ぎ46秒

平泳ぎは2ヶ月練習しなかったため完全にフォームを忘れてしまっていたが、3日間の親子市民プール特訓を経て、身体の伸びのコツを掴んでテスト日を迎える。

毎月短期講習のテストと通常週のテストを併用して一気に進んでいく分、市民プールの自主練時間はどんどん増えていく。


尚、タイムトライヤルは親のテスト中の緊張感は半端なく高まる

テスト開始時、携帯でストップウォッチを握りながら構える。緊張する空気感が心臓に悪い。

 

結果、46.07秒!合格!

いちおう平泳ぎ25mのタイム設定は46秒だが46.09秒まで合格なので、ギリギリ0.02秒の余裕があり。

 

毎回ワッペンをもらった日はずっと帰宅までワッペンを握って、"パパすごい?"と嬉しそうに語りかけてくれる。

"一生懸命練習を頑張って努力した結果だね、良かったね。また頑張ろうね"と声掛け。また頑張ってほしい。

 

娘は次のバタフライ合格により上級者用の水着に変わるのを楽しみにやる気満々なので一気に突破したい。


16ヶ月目:4y10m

テスト項目:バタフライ25m 43秒

最後の砦、バタフライを市民プールで特訓中。


3ヶ月前に突破したバタフライテストではだんだんと肘が曲がってしまう。また、息継ぎの際の体勢が悪く、上を向き過ぎて身体が沈んでしまう。コーチに電話相談してみると、"後半疲れると腕が曲がって動きが小さくなるのは仕方がない。スタミナをつけるために、泳ぐ距離を増やした方が良い"との助言をもらう。また、バタフライだけの練習だとスタミナが持たないので、"市民プールで自主練する際には毎回クロール3本、バタフライ1本の100mを3セットはやった方が良い"とのこと。

これまでテスト1週間前から練習量を増やしてテストに向けて追い込んでいくと合格率50%以上を担保できる状況まで追い上げられていたが、今回の仕上がり具合は合格確率10%程度と思える完成度。

フォームを崩さずに泳ぎ切る体力が付いていない。12.5mを超えてくると、手に力が入らずに泳ぎが縮こまってタイムが大幅に落ちる。

 

テスト結果、25m48秒!不合格。

基準タイムまであと5秒。

テスト中、前半の泳ぎは安定感あり、フォームもきれいに保てていた。しかしながら、12.5mでの通過タイムは20秒後半のタイムはどんどん落ちて最終的に48秒かかってしまう。

腕は犬掻きのようになってしまい、脚が疲れて後半動いていない。

 

17ヶ月目:4y11m

テスト項目:バタフライ25m 43秒

スタミナ不足が要因ととらえ、合格するために市民プール特訓を毎日重ねる日々。肘が伸びるように意識を高め、泳ぐ距離も増やしていく。今月のテストで合格できなければ、4歳のうちに4泳法をマスターするのは難しいかと思いながら親だけが最後はこだわっていた短期の合格。


テスト当日までに目標タイムを突破したことはなかったテストでは、43秒09。ギリギリの合格だった。


習い始めて1年5ヶ月で見事に4泳法マスターを達成してくれ、娘自身も"すごいでしょ、パパ!"と帰宅中に何度も話しかけてくれ微笑ましい。

 

辛い継続特訓に耐え忍んで、ワッペン獲得、廊下でコーチにお祝いのコメントを貰うという経験で自己肯定感を高めてきた。

 

ベストスイマーに進級を果たした後は一切の親塾を辞めてしまい、週1のスクールのみの練習となる。泳力低下して低迷期に入ってしまったのは非常に残念。


泳力は小学校入学後に自己肯定感を高めることに繋がると良いなと思うが、現状で実感する最大のメリットとして、スイミング特訓で培った"体力=風邪をひかない"!


これから約2年間、息子にも同様にサポートして一気にマスターしたいと思う。