習い事も勉強も何事も一生懸命取り組んで欲しい。そんな意識で娘が初めて習い事を開始したのは3歳6ヶ月のタイミングでのスイミングスクール。王道だけど、体幹を鍛えて運動神経が良くなってほしいと思い始めた。

息子(3歳)の親塾スイミングを今月から開始しており参照用として、保存していた記事を改めて修正&アップロードする。

 

1ヶ月目:3y7m

テスト項目:①水をバケツでかぶることが出来る、②3mバタ足(両腕にフローター付き)

 

初めて見学したレッスンでは、親から離れてプールでぷかぷか浮いているだけで成長した我が子を眺めて感動。ふだん保育園での日常を見学できないため週1回の練習見学だけでもお金を払う価値アリと感じた。練習後に自分のバスタオルを持って親の元へ戻って来れるのか不安だったけど、本人はケロッとしていて"楽しかった"と!

3週間後。テスト項目は残念ながら不合格。

コメントは"もっとバタ足を頑張りましょう!"

 

2ヶ月目:3y8m

テスト項目:①水をバケツでかぶることが出来る、②3mバタ足(フローター付き)

 

毎回の練習を楽しそうに取り組んでいるが、スイミングというよりも水遊びに見える光景。入門の級なので仕方がないと思いつつ水遊びにお金を払うのは勿体ないと思えてきた。

この瞬間から親のやる気スイッチが現在まで3年以上オンになっている。youtubeで検索し、家でバタ足30秒をテスト前に対策。ひたすら1週間毎日30秒布団でバタ足する。

 

その結果、見事に合格。

娘は合格ワッペンをもらえたのが余程嬉しいのか帰宅後にもワッペンを離さずにずっと嬉しそうに話してくれたのが印象的。

 

3ヶ月目:3y9m

テスト項目:①顔つけが3秒出来る、②5mバタ足(フローター付き)

 

前月同様に入門グループで、水遊びにしか見えない練習に毎週モヤモヤして見学する心境は変わらず。

なんとか1発で突破して次のグループに進んでほしい。

 

バタ足の距離は先月と比較して3m→5mに。

前月同様に、布団で特訓。布団の上でバタ足の時間を30秒やり切ることを意識して1週間対策。顔つけ3秒はお風呂で洗面器で対策、無事にテストを1発合格!

 

4ヶ月目:3y10m

テスト項目:①水中移動5m中、3秒間の顔つけが出来る、②コーチと一緒に3秒間顔まで潜ることが出来る、③水中でぱっちり目を開けることが出来る

 

グループを1つレベルアップ。とはいえまだ入門グループなので、親として速く進級させたい欲は相変わらず強い。

今月からは"水中で目をぱっちりあける"という項目が加わっており、風呂での対策が難しい。

屋内プールで練習したいので、Google検索で発見した近隣のプールにひたすら電話してみる。プールは沢山存在しても、3歳児の親子自主練を受け入れるプールはほぼ無い。何とか1か所発見したのは、家から5km離れていて自転車で通えなくない隣町のプール。このプールにいまだに通う日々。

 

テスト10日前だったが初めてプールに行ってみた。

 

布団でのバタ足特訓のおかげでバタ足は割とすんなりと合格レベルに到達した印象だが、水中で目を開けるのがうまく出来ない。市民プールにて泣く、すねる、遊ぶ、少し練習するを繰り返す。

3日間毎日市民プールに通ってひたすらに特訓すると、ようやく目を開けられる瞬間が訪れて反復練習。

60分を3日間やり続けることで本人もコツを掴んだらしい。おそらくスイミングスクールの半年分くらいのトレーニングを一気に積んだはず。質よりも量!

無事にスイミングスクールのテストは1発合格、本人は辛い練習よりも合格したことが嬉しそう!

 

5ヶ月目:3y11m

テスト項目:①顔つけスタートで3mバタ足(ヘルパー付き)、②3回同じ場で爆発呼吸

 

肩につけるフローターから卒業、この級からヘルパーを腰まわりに付けての3mバタ足、および移動不要の3回ボビング。

同じ見た目のヘルパーをネットで購入し市民プールでの特訓でバタ足は問題なし、ただボビングはコツを掴めるまで時間を要した。ヘルパーをつけていると体が浮いてしまうため、体内の空気を鼻から出して地面に着地するのが難しい。

テスト前には週3日、計3時間の集中特訓で無事に出来るようになってくれる。この直前の親子自主練と同等の練習量を確保するにはスイミングスクールでは3ヶ月は要すると思う。

"親塾効率的だな"と思い、テスト本番中は毎回ドキドキしながら見守っているが、無事に突破してくれ連続1発合格!

 

6ヶ月目:4y0m

テスト項目:①ふしうき3m、②板キック5m

4歳になったタイミングでまだまだ初級グループ。相変わらずスイミングスクール見学時に感じるのは水遊びにお金を払っている印象。早く上級グループに上げたい。求められるスイミングの技量は伏し浮き&板キック5m。

伏し浮きは割とすぐにコツを掴むが板キックが出来るようにならない。

テスト週前週の週末に市民プールで特訓してみても、足が沈んでしまう。電話にてコーチにアドバイスを求めると、"バタ足が鍵です。バタ足頑張ってください"とのこと。

市民プールでの練習時に足を持ってあげて、バタ足を細かく早く手伝うことを繰り返して少し改善。

 

完成度低めだったが、何とか1発合格!

 

7ヶ月目:4y1m

テスト項目:①浸顔板キック12.5m、②ボビング5m

ようやく入門クラスを卒業して初級クラスへ。

このタイミングでコースの時間帯を幼児対象から小学生対象に移動、結果同日に体操クラスを受講できるように。

ただし誤算だったのは、小学生クラスにとっては最も初歩クラスのため、小学生の初参加の生徒に囲まれて効率が悪い。ようやく効率の良いクラスに移れたと思ったが、ほぼ水遊びの延長はまだまだ続く。

 

この級のボビングをうまく出来ず、コーチに電話する。

娘が苦労していたのは、ヘルパーをつけた状態でうまく水中に沈むことができずジャンプが出来ないこと。この点については3歳児の軽い体重かどうかは問題なく、しっかりと水中で息を吐き切れるかどうか。肺に空気が残るとジャンプできない。

 

市民プールでの特訓を繰り返していると突然出来るようになる。集中して2週間で計6回くらい、各1時間はトレーニングすることで何とか1回で合格してくれた。

 

8か月目①:4y2m

テスト項目:①ノーブレクロール7m、②グライドキック7m

始めて夏休み短期講習に参加する。普段10人以上の人数でゆったりと練習しているのに対して、短期講習は5人での実施で非常に効率的。ようやくクロールの基礎、ノーブレクロールへ。息継ぎ無しで7mを泳ぎ切る練習。

呼吸は苦しくなさそうだが、腕が曲がってしまう。犬かきのような動きになってしまう。短期講習を朝一で実施後に市民プールに移動して復習すること2日間続けて、コツをつかんだよう。

3日目の最終日には既に安定感のある完成度に見学席から見ていても安心する。1回目のテストで失敗したように見えたけれど、練習で安定して成功していたからか、もう一度トライさせてもらって無事に成功、1発合格へ。

 

8か月目②:4y2m

テスト項目:クロール12.5m(ヘルパー付き)

息継ぎを含めたクロール練習になるが、息継ぎをすると体が沈んでしまったり、手の動きが犬掻きのように小さくなってしまう。

この頃には定番となっているコーチに電話相談すると、バタ足が弱い可能性を指摘されたり、腕を伸ばす意識で練習を繰り返す助言を受けて、そのとおりに市民プールで練習する。

なぜか分からないが突然成功する日があって、そのまま無事に試験も一発合格。短期講習にも参加したので1か月に2つの級を合格できて娘は嬉しそう。

 

9か月目:4y3m

テスト項目:クロール12.5m(ヘルパー無し)

ついにヘルパー無しでのクロール練習へ。息継ぎの際に体が沈んでしまいうまく出来ず。ひたすら市民プールで板キックの練習を繰り返す。市民プールで少し練習しても全然できず、これまでの級よりも難易度の高さを実感する。ただ、週最低3回を4週間通い続けているとバタ足が強くなってきて、しっかりと泳げるように。

親としては安心して送り出した試験はまさかの不合格!12.5mの途中でレーンに手が当たってしまい、減点されてしまった。

他の子どもよりも綺麗なフォームで泳いでいたので合格できるかと思ったが、不合格は非常に残念だった。いつもはワッペンを握って嬉しそうに親の元に帰ってくるが、今回は泣いて沈んでしまっている

努力量を把握しているだけに可哀そうだった。

 

10か月目:4y4m

 

テスト項目:クロール12.5m

テスト項目:クロール25m

テスト項目:背面キック12.5m

 

13級についてはフォームは整っているため、短期講習を申し込んで一気に2級突破することを狙い、次の12級合格を目指して市民プールで距離を25mに伸ばして特訓する。

ひたすらビート版を用いた25mのバタ足を繰り返す。早くバタ足することだけに注意して何度も何度も。毎回200m程度を30分間で泳ぎ切って、遊んで終了。よく頑張ってくれている。

2日間の短期講習の1日目のフィードバックでは、クロール25mは綺麗に泳げているので、明日のテストを背面キック(背泳ぎの基礎)で実施してもらえることに。急遽、短期講習1日目の夕方、2日目の開始前に市民プールでひたすら背面キックの練習を実施する。

コツがわかるようで、すぐに泳げるようになり安心。無事に背面キックを1発で合格する。

 

10か月目:4y4m

テスト項目:背泳ぎ25m

 

同月の月末の試験はいよいよ手の動作を含める背泳ぎ25m。手が交互に動く動作がうまく出来なかったので、市民プールでひたすら特訓。定番のコーチとの電話相談。プールサイドで手の動きをマスターしてからプールで実際にチャレンジすると良いと助言をもらい、その通りにひたすら特訓する。まっすぐ泳ぎために天井のロープを眺めて泳ぐ練習を繰り返して、すぐにマスター。

 

無事に1発で合格。夏休み&10月に短期講習に参加して沢山のコーチに顔と名前を憶えてもらったおかげで合格したワッペンをいろんなコーチに見せてほめてもらって嬉しそう。市民プールの特訓では泣いてしまっているけれど、毎月のテストでワッペンをもらう成功体験の連続が娘の努力を継続させる原動力になってくれている。自己肯定感を高めてくれるコーチ陣に感謝。

 

11か月目:4y5m

テスト項目:クロール25m 40秒

 

ふたたび短期講習へ。ただ、クロール40秒のタイム設定のためにひたすらバタ足の特訓を市民プールで反復してきたが、50秒を切ることすらできない。

実際に短期講習1日目のコーチからのフィードバックでは、バタ足はしっかりと出来ているので、手を早く掻く必要があるとのこと。手の動きに執着しなかった自分のせいで対策時間が足りずに、試験では55秒とまったく歯が立たず。

ひよこ級で1回落ちた後は、13級で落ちたのはレーンに当たっただけなので仕方がないと思っていたが、今回は実力不足でしっかりと落ちてしまう。

 

11か月目:4y5m

テスト項目:クロール25m 40秒


手の動きだけに注力して、youtubeでの特訓動画を何度もみて、娘と一緒にトレーニングを繰り返す。フローターを両足の間に挟んで腕だけを一生懸命に搔き続けるトレーニングを繰り返す。

息継ぎもなるべく毎回しなくて良いように早く動かすことを意識。それでも前回の短期講習から2週間しか時間がなかったため厳しいかと思っていたが、驚異的な成長をみせてくれテスト前日の市民プールでのタイムトライアルでようやく41秒とあと1秒に迫るタイムまで伸ばしてくれた。

クロール40秒の設定は年少では厳しいかと諦めかけていたが、本番ではまさかの39秒84とギリギリの合格に。

隣のレーンの年長学年の男の子のスピードに引っ張られて後半まで粘ってくれた。

 

娘、大喜び。

 

ここまで親子で市民プール特訓でひたすら取り組んできたおかげで、気づけば同年齢では最短ペースになって、コーチからも声をかけてもらうことが多くなり、モチベーションに変えてくれるようになる。