主人が一足早く単身バリ島へと出発し、、、、

 残された私達は粛々と日々を過ごし、、、、、。


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息子は小学校に入学し、家事に育児にパートに引っ越し準備に完全にキャパオーバーでした。今思えば娘のイヤイヤ期が本格的に始まってないのが有り難かったです。


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思わず鏡を二度見しました。いつからそちらにいたの?髭が白髪て ホルモンバランスより突きつけられる老化現象に恐怖です。

そして、全然進まないまま2ヶ月が過ぎようとしていた頃 北の大地に天使達が舞い降りるのです。

 

この頃の私達は村の人々に引っ越しする事を知ってもらっていて1人で引っ越し作業をしていると、おばぁちゃん達が散歩がてら様子を見にきてくれたり、ママ友やご近所さんがまだ使えるものを引き取ってくれたり、知恵を授けてくれたりしていただきました。


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なぜかお金を払って引き取っていただく事しか考えて無かったのですがSさんの一言で少しでもお金が戻ってくる可能性があることを思い出しました。なんで思いつかなかったんだろう、、、。

いつも冷静なSさんメルカリ等では間に合わない事を静かに悟り、片っ端から車に詰め込んで高速道路を使ってリサイクルショップに運ぶのを手伝ってくれました。

 

車2台にパンパンに詰め込んで持っていっても1万円もいかなかった((-。-; 電化製品は買って一年以内の製品でも製造日で見るのでほぼ値段はつかないそうです。

 

思い出が詰まった家具を手放すと一気に心細くなるというか寂しい気持ちが湧いてきましたが、何はともあれSさんのおかげで一気に家が片付きました。

光がさした瞬間です。

 

 

業者顔負けのYさん夫婦

ある昼下がりふらっと現れたYさんご夫婦

一年前に引っ越して来た時、あまりに狭い家の階段を業者さんが3時間かけてあげてくれた冷蔵庫と洗濯機を、近所の青年をスカウトして来たと思ったらなんと30分で降ろしてくれました!凄腕過ぎです!

 

勇気を出して甘えてみたら

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手を差し伸べてくれる方が沢山居て、旦那も1人で頑張っているんだから、私も全部1人でやらなきゃいけないと思ってガチガチに乗せていた肩の荷を降ろしてくださいました。

北の大地の小さな村の温かい人々は、引っ越してきて1年しか居られなかった私達に冬の楽しさや厳しさを、美味しい食べ物や短い夏のお祭り尽くしで楽しむ方法を教えて

そして出て行く私達に再会の約束をしてくれました。

 

これまでも引っ越しは何度か経験していますがこんなに地域の方に協力してもらったのは初めての体験でした。

引っ越し2週間前に灯油を満タンにしてしまい、手動で抜いて引き取ってもらったFはしさんや1学期しか通えなかったのに盛大にお別れ会をして頂いた学校や、私達家族の送別会もしていただいてもう数えきれないほどお世話になりました。感謝感激雨霰 本当にありがとうございました。