「朝ごはんなど、昼ごはんに兼用にしたほうが効率的だ」
と、思考の整理学(外山滋比古著)に書いてあるから、
流されやすい私は、納得と、早速ご飯を食べないことにした。
とは言ったものの朝ごはんは、
いつも食べていなかった気もする。
自分の日常すらルーティンになっていないから、
ふと立ち止まって「あれ?」となる。
これが、流されるままに生きてきた業(ごう)か・・・大げさだな。
健康番組では「朝は、腸内の働きがいいし、活動するいっぱい食べて
も太らない、で夜はあまり食べない」と言っていて
なるほどなぁなんて信じていたが、どこか実感がなかった。
ただ、
「朝に腹いっぱいになると眠くなる。せっかく日を浴びて、
活性化した脳を効率に使うことができない」
これね。事実に即している感じが凄い。
まじ新見地というところですな。(だいぶ昔の本だけど、
1986年だもの33年前すごいね)
ちょっと話を転調させると、
朝起きて、遅刻遅刻と気づいた時のパワーはすごい。
よく遅刻する、のび太は、間は悪いけど、きっと逃げ足が速いのは、
この遅刻癖のおかげなのかもしれない。
火事場のバカ力+朝の元気だ。
問題なのは、ここで全ての体力を使て、授業中に寝ること(笑)
あまりに単純明快に健康時に生きている、のび太が、
漫画越しに羨ましい・・・そこで考える。
学校だから遅刻しても廊下で立つぐらいで済むが、
やっぱり社会人は遅刻したら・・・連絡をする。(当たり前)
日本人が遅刻を許さないというが、それはTPOだろうに。
許される場合のほうが、やはり多い。ましては今は携帯がある。
そんな不寛容な社会じゃない気もする・・・
別に毎回遅刻するわけじゃないし(笑)
世界では、『遅刻なんてあたりまえよぉ~』ふぅ~
となんとも羨ましく幸せな絵を映す国もあるようだが、
個人的には、やっぱり時間の規律があるほうが、
仕事に目的意識を持てない私は、時間が自動的に蹴り上げてくれる
感じがないと、だら~としてしまう。
(ただ、日本は自然災害のときですら
会社に通おうとする融通の利かなさが困る・・で、
そんな時に、ライフライン以外の仕事をする必要があるかというと、
首をかしげる。強い雨風の中、命がけで会社に向かって、
暇なのは泣ける(よくあるけれど))
今は転職活動中(とりあえず)面接以外に遅刻するっ!!!
なんて感覚がない・・・だから、タスク管理をしている。
ただ、ほんとうにボンヤリと生きていた時は、時間感覚がなくなった。
気付けば2月から4月。あれ、桜は咲いたか?となった。
生きている感じを作るためには、朝ごはんを食べずに、
活動的に、遅刻はできるだけせずに、良い意味で時間を使う感覚を
身につけられる仕事(生き方)をしていきたいものだと思う次第です・・・
思考の整理学 (ちくま文庫) [ 外山滋比古 ]
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