
『ヒミズ』
キャスト 染谷将太 二階堂ふみ
原作 古屋実
監督・脚本 園子温
ストーリー
ごく普通に生きることを願っていた住田と、愛する人と守り守られ生きていくことを夢見る茶沢。
ともに15歳の2人の日常が、ある事件をきっかけに絶望と狂気に満ちたものへと変わっていく様子を描く。
ざっくり判定 ☆☆☆(星3つ!)
はいっ、観てきました~2週間前くらいに・・・(もう忘れかけてる)
これは、何度も感想かこうとして書けない、
私としてはモヤモヤする作品でした~
まず、私は古屋実ファンで、その中でも「ヒミズ」は完璧に心掴まれた!
と思うくらい好きな漫画です。
そして、園子温監督は、「愛のむきだし」で大ハマリ、「冷たい熱帯魚」「恋の罪」
ともに好きで、今一番気になっている監督といっても過言ではないくらい好き。
てことで、まあ、間違いなくおもしろいでしょ!!
と、昨年から公開を楽しみにしてたのですが。
うーん、期待値が高すぎたのかなぁ?
私にとって古屋実さんは、
一見普通と思われる人や、日常にも、暗い暗い闇があるということ、
そんな腐敗した世界の中でも、
確かに信じることの出来る、各々にとっての光があるということ、
を描いている人で
とにかく、微細な心情を表現するのが、物凄く上手い!
とても内省的な漫画家さんだと思ってます。
童貞に甘すぎる展開とか多いので、人によって評価ちがったりするかな~?
と思ったりもするのですが、
「ヒミズ」はおそらく多くの人が高く評価している作品。
なぜなら、物語の展開が
「あぁ、この状況じゃしょうがないよね・・・」とか
「このキャラは、こう動いちゃうよね・・・」とか
ちゃんと納得でき、引き込まれるようになってるから。
ただ、
映画「ヒミズ」では
私は納得できないところが多かった~~~
特に、茶沢さんのキャラが大きく違うとこ。
茶沢さんも住田も、奇怪な行動は起こさない人で、
住田は、若者らしい希薄感と、環境・状況が重なって
しだいに壊れていくけど
茶沢さんは、住田を、日常に引き戻す光の存在。
だからこそ、奇怪なキャラであってはいけないと思う。。
正直、ストーキング行為を見るたび 心がはなれていきました・・・
い、いたい子じゃん! とか思って。。。
けど、
ラストはやっぱり感動したし、
茶沢さんはちゃんと住田の光となりえてた とは思う。
「呪いの石だよ!」
とか、意味わからん、、、と思ったけど、
なんとなく、最後
石を投げ、「呪い」を住田にぶつけることで
住田は戻ってこれたのかな。 と思ったりしました。
あと周りの俳優陣もよかったです。
渡辺さんとか、窪塚くんとか。
あと「ヒミズ」に震災を交える必要はないと思っちゃった。
「ヒミズ」は、退屈な日常を生きている(と思っている)若者
の話だと思うから。。。
園監督には改めて
震災 をテーマにした人間像を見せてもらいたいです。
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