2023.12.19
あの日からあたしの時間は止まってしまった。
2週間ぐらい前に家の片付けをしていた時
重い物を持ったあとから胸痛・腰痛を自覚。
ぎっくり腰かなにかだろうと自宅で安静に。
症状はよくなったけど、
今度は労作時(動いた時)の呼吸苦を訴え
SpO2も87〜88%台へ(正常値は95%以上)。
しばらく大人しくしていると元に戻ったけど
これは何かあるぞと。
心臓か肺か。
とりあえず、隣の市の循環器内科を受診。
右肺が真っ白で左も白くなっていると言われ
すぐに総合病院へ紹介される。
肺が白いのは、胸に水が溜まっている証拠。
胸に水が溜まる原因は、肺炎かもしくは…。
あたしと母は、看護師なので
色々な可能性に考えを巡らせていた。
総合病院では、まず結核疑いで即日入院へ。
同居していない私は、感染を防ぐため会うことも
許されず、特に説明もなく母の顔も見ないままに
入院となってしまった。
(一緒に来ていた父は、母と同居しているので
病状の説明を受けていました)
結核であれば空気感染なので、陰圧の個室で隔離。
色々検査をするうちに胸水(胸に溜まった水)から
癌細胞が見つかってしまう。
その時点でステージは、大体予想がついてしまう。
2回に分けて2L近く胸水を抜いたと
母からLINEで報告があった。
彼氏に泣いて話した。
どう考えても嫌な想像しかできない。
そして、あの日。嫌な予感は的中する。
先生からは
ステージⅣの肺癌です
と説明を受けた。
頭が真っ白だった。余命は半年。
既に肋骨に転移していて、手術はできず
やるとして抗癌剤と。
それは、完治するものではなく
延命にしかならないことは
あたしも母もよく分かっていた。
既に酸素投与しなければ息苦しくて
歩けない状態になっていた。
入院中、食欲もなかったからだろう。
母は痩せていた。
それがとても悲しくて苦しかった。