私達は誰しもひとつやふたつ、人に言えない秘密を持っているんじゃないかと思う。
それはかなり真剣に隠そうとするし、実際にそれを知る人は少ないよね。
それって子供の頃からあったりして、親に知られないように子供ながらに必死に隠す。親はさすがに多くのことは気づいちゃうけど、多分、少なくともひとつやふたつ、子供は親も気づかなかったものを持っている。
大人になると知恵がついてくるから、隠し方は巧妙になるよね。親にも隠すぐらいだから、彼氏や彼女には当然のようにそんな自分は出さないよね。親に比べたら簡単、だって一日中いっしょにいることはないんだもの。会っているときに頑張ればいい。「じゃあねー」ってバイバイしたときに、一日一人で過ごしているときに、出しちゃえばいい。バランス。
難しいのは、そんな「秘密の自分」を出したくなるときがあること。というか、「誰かに分かってほしい」と思っちゃうときがある。好きになった人にそれをしたくなるから困っちゃう。「隠さなきゃいけない自分」と「出して受け止めてほしい自分」。結局は隠すことがほとんどだけど、こころの片隅に何か気持ち悪いものが残ってしまうよね。
そんな自分は、相手といっしょにいる時間が長いほどに出やすくなる。ふっと気を許すと出ちゃったりする。そりゃそうだ、だって、「全部受け止めてほしい」っていう自分がそもそもいるんだから。というか、「少しずつ出して」みたりする。相手のことを確認したくて。自分を守ってくれる人かどうかをね。もし受け止めてくれたら自分は今までのもやもやっとした気持ちから開放されるかもしれないっていう淡い期待を抱きながら。
びっくりされるかもしれないね。でも、相手にとってはたいしたことじゃないかもしれないね。怖いね。
ただ、一ついえることは、一人でも「こんな自分を認めてくれる」人がいたら、こころの殻は薄くなる。
親じゃないかもしれないし、彼氏彼女じゃないかもしれない。たとえそうじゃなくても、たった一人でも分かってくれる人がいたら、一人の人間があなたを素敵な人間として認めてくれたら
こんなに素敵なことはない。
少しずつでもいいからね。
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