基本的に私達は悪口とか噂話が大好き。

前にも書いたけど、私達は【比べて自分を評価する】ことに慣れてしまっている。だから、誰かを常に「自分より下」にしないと安心できない。悪口、うわさ話って「あの人はあんなにひどい人なんだ」と言うけど、【自分に比べてあの人はこんなにひどい】と言っているような感じになる。いじめもそれに近いよね。

でも、実はそれだけじゃない。ネガティブな悪口やうわさ話をするときって、得てして自分もネガティブになっているときが多くありませんか。自分の思うようにならなくていらいらしていたり、周りの人に認められなくて悲しかったり。そんな、「なんだ自分だけがこんなに辛いんだ」っていう思いが、「自分だけ辛いのは不公平だ」って思いに変わっていって、周りの人に向いていく。逆に言うと、自分が楽しかったり、幸せなときってあまり周りの人のことが気にならなかったりするでしょ。

笑っているときに【ほんわかしたもの】が外に出るのと反対に、悪口を言っているときには【いやーな感じのもの】がこころから出て行く。それが話相手のこころの中に入っていって相手のこころの中にも【いやーな感じのもの】が広がる。伝染するみたいなもの。実は口から出るだけじゃなくて、全身にそれは広がるから、顔に出ちゃってる。だから話しているときにふと鏡をみると「はっ!」としたりする。

こころの中で生み出した誰かに対するそんなものと自分の持っている【いやーなもの】が混ざり合い大きくなる。人の話をしているはずなのに、どんどん自分もネガティブになったりするのはそのせい。他人のことのつもりが自分に返ってくる。

誤解してほしくないのは、相手に対するネガティブな感情はおさえようとしてもこころの中には生まれてくるということ。「そんなことを考えちゃいけないよ」って言うつもりなんてない。生まれちゃうからね。もしどうしても悪口を言いたくなったら、いっしょに【ポジティブなこと】も言ってごらん。
「○○はこんなにひどい人。こうしたらもっとよくなるのに」
「▲▲はこんなところはいいけど、ここはだめなんだよねえ」

こころの中で、ポジティブな思いとネガティブな思いを中和させてしまってごらん。そうするときっと【毒】も抜けるし【トゲ】も鈍くなる。

そうすることで、きっとあなたの印象は変わるよ。そして、あなた自身も変わる。


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