私達のこころの中に【理性】と【感情】がある限り、どうしても自己矛盾に陥るように思います。

大切な人の幸せはすごく嬉しいけれど、なんだかとっても悔しくて悲しい気持ちになったり、
「これは人の道に反している」と思ってはいるけど、こころのどこかでは「それをしたい」と思ったり。

筋道をたてて、世間一般で言われる「正しいこと」を突き詰めていく【理性】と、子供の頃のように、自分中心の中で【自分の幸せ】を突き詰めていく【感情】。両方を同じように突き詰めようとすると得てしてぶつかり合う。大人になるほど、表では理性的になっていく。理性的になっていくほどに、なんだか表の自分が【本当の自分じゃない】みたいで悩む。

多くの人は、こうした【感情】をこころの中にしまい続けて暮らしています。だって周りの人がなんて思うかわからないし、自分も出しちゃったらどうなるかわからなくて怖いし。だけど、こころの中でおさまることなんてないから、どんどんそうした【感情】は増えて大きくなって、こころの中がいっぱいいっぱいになる。かなり辛いよね。

あなたがそういった【理性】とは異なる【感情】をもつのには、自分の中ではしっかりとした理由がある。だからそんな【感情】を抱くのは全然自然なことだと思うよ。理由があるからこそ、そうした【感情】を消すことはできない。それを消そうとするから、こころの中が悲鳴を上げるんだ。

どうすればいい?まずは、そんな自分を【認めてあげること】。消せないものを消そうとすることほど辛いことはない。そして、いいところだって悪いところだってあなたの身体の一部。おしるこに塩を入れるとより甘みが増すように、相反するいやなところがあるからこそいいところが引き立っているかもしれない。一番いいのは、そんな自分も【好きになる】ことだけでど、それって難しいっていう人のほうが多い。だから、そんな自分も【しょうがないなあ】とせめて思うこと。それだけで、あなたのこころの中にたまっているどろどろとした【感情】は消化されていく。

さっき、「もし自分の感情を認めたら歯止めが利かなくなるかもしれない」と言う人も多いよ。はっきり言うと、あなたは【感情】だけで動くということはありません。それが今まであなたが生きてきたということの意味。これまで【理性】で生きていくことを経験してきているよね。むしろそのほうがウェイトが高いくらい。生きていた経験がゼロになることはまずない。人はそこまではっきりと白黒つけることはできない。【感情】だけで生きている赤ん坊との違いはそこにある。

【自分が好きなこと】と【自分に甘いこと】はちょっと違う。【好きなことをすること】と【わがままをすること】も結構違う。だから、安心していいんだよ。



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