人は誰しもちょっと保守的なところがあるよね。

「現状がいやだいやだ」という人はいっぱいいるけど、現状を変えるために動いていく人って結構少ない。さらに言うと、義務感を持って動く人はいるけど、本当に「それをしたい」という欲求のままに動ける人はもっと少ない。

止まっていたり休んでいるとなんだか責められがちなこの世の中。周りの目も気になり、自己変革プログラム等で促されながら動いてみるけれど、なんだか続かない。だって楽しくないもの。うまくいかないことが多くて凹んでくる。辛いことを続けることはかなりきついよね。無理なダイエットと同じ。

長く生きてきて、いろんな経験をすると、こころの中に【経験則】君が住み着いている。おっきいのもいればちっちゃいのもいるし、ちっちゃいけれど手をつないで生きているのもいたりして。何かをしたときには必ずこころの中に【感情】君が生まれてくるけれど、経験したことやそれに近いことだったら、すでに住み着いている【経験則】君がすぐに寄ってきてくれるから結構心強いよね。逆に、全く経験のないことをしたときに生まれる【感情】君は一人ぼっちになったりする。転校した初日だったり、クラス替えで誰も知り合いがいなかったときなんかのあの感じ。すごく心細いよね。

私達を何よりも怖がらせるのはこの【心細さ】。世界に取り残された想い。ここにいる意味がないんじゃないかという不安。だからなんだかんだいっても現状の範囲で動くのが不満はあっても心地いい。

ただ、そんな【心細さ】にも例外はある。それは、【本当に心の底からしたいと思う衝動的な欲求】。そんなときに生まれる【感情】君はすごく大きい。超巨大児。だからこころの中でも生まれながらに結構【幅を利かせ】てるし、ちっちゃな【経験則】君がすりよってきたりする。生まれながらにしてボス。だから【心細さ】を感じることがないんだろうね。

止まったり休んだりすることは必ずしも悪いことじゃない。どうせ休むのなら、自分のこころの中の欲求をじっくり考えてごらん。それをこころの中で熟成させていってごらん。ワインみたいにね。それってきっと、【休んでいる】んじゃなくて、【次に動くための準備期間】なんだと思うよ




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