あまりにもショックなことが起きたとき、こころの殻がすごく厚くなることがある。そこから湧き上がる感情を内に閉じ込めてしまうかのように。だから、本当はすごく悲しいはずなのに表には出てこない。腹が立つはずなのにすごく冷静でいられる。それはある意味、感情が表に出てしまったときに自分が崩れ落ちてしまわないように、必死でこころが殻を厚くして自分を守ろうとしているのでしょう。


でも、それは表に出ていないだけでこころの中ではすでにぼろぼろになっているはず。感情のやり場がなくなっていて、中で暴れまわるしかないものね。殻を急に厚くすることは結構なパワーを必要とするから、ちょっとしたときにこれまで内に閉じ込めていた感情が外に出ちゃう。そのときが大変。放出したダムのように今まで我慢していた感情がとめどなく湧き出てくる。結局は崩れ落ちちゃうこともある。

おそらく、殻を厚くすることはないのだと思います。ショックなことが起きたときにそのままの感情を表に出したほうが、傷は浅いのかもしれません。そのときは「崩れ落ちちゃう」ことの怖さがあるからなかなか出来ないし、無意識にこころが殻を厚くすることもある。でも、感情が表に出なかったとしても、ショックだった気持ちは分かるよね。

早く感情を表に出したとしても崩れ落ちちゃうかもしれません。でも、あなたのそばに大事な人がいたなら、その感情を受け止めて、支えてくれるはず。横で付き合ってくれるはず。それなら、早く出しちゃおう。