変わるまでは一生のよう 変わるときは一瞬のよう。
何の前触れもないように自分は感じるかもしれないけど、実はゆっくりと、少しずつ前に向かって進んでいたりする。自分では少しずつすぎて分からないだけ。でも、周りはそんなちょっとした変化に意外と気づきます。
こころの中は傷だらけになっているのに、こころの殻はどんどん厚くなって、風通しも悪くなっているときは出口があるなんて思えない。真っ暗で何も見えないから動くこともできない。そんなときは一生こんなことが続いてしまいそうな気がするよね。周りが励ましてくれても、姿が見えないんだもの。「こっちこっち」って言われても分からない。
大事な人と出会ったりすると、こころの殻に穴が開いたり殻が薄くなったりして、ちょっとだけ明るくなる。外の光が射しているのが分かる。そんな頃からこころの傷が乾いてきて治ってくるものもあるよね。でもそれと外にでるのはまた別で、長い間殻の中にいたから外に出るのが怖くなる。でも大事な人がいつしか自分の横にいてくれると、少しずつ動けるようになる。ちょこっと外を覗いてみたり、また引っ込んだり。元気になったと思ったらまた沈んでっていうのはそんなとき。そのギャップがすごいときって、勢いで外に飛び出てしまって、そこから引っ込んだりするときかも。
大切なのはそれを繰り返していくうちにいつしか慣れてくること。外にでる時間が徐々に長くなっていく。それは大概は自分では気づかない。それって実はすごいこと。きっとちょっと前までは考えられなかったことをしてるんだよ。
そして気づいたときには何かが変わってる。それが「変わるのは一瞬」と思うんじゃないかな。きっとそんなときはすぐそばに大事な人がいる。それは恋人だったり、両親だったり、そして、カウンセラーだったり。でもその人はそばにいてくれていたけど、自分の力でそこまで進んだんだよ。それってすごい。