著者: 市川 拓司
タイトル: 弘海 -息子が海に還る朝

市川拓司の新作です。今回はより【家族愛】が前面に出ている物語。彼の書く男性は大人も子供もなんだか頼りないんだけど、正直で、素直で、まっすぐな生き方をしていて、それがこの人の小説の【ほのぼの感】につながっているんだなと、なんとなく分かってきました。

物語は、小学校6年生の弘海(ひろみ)という少年を中心に書かれている。ストーリーは結構シンプルなので、書くことはできないのだけれど、この人の小説にありがちな【ちょっと現実離れしたシチュエーションだけれど、そんなに違和感のない話】です。

子供を持つ親が読んだら泣いちゃうかもね。