はい!それでは栄光の


アリコンが選ぶ第1位は・・・


 


かなりどれも名作とあって選びにくいところですが、


石綿さんいいところついてました!


 


「用心棒」「椿三十郎」同時一位です!パチパチ


 


黒澤監督の制作時期が似てるとあって、


ストーリーもかなり似通ってますよね。


 


やっぱり何を見てもこの時期の黒澤作品は完璧!


 


う~ん理由は色々あるけど、まず台本が素晴らしいよね!


無駄なシーンがひとつもない。


練りに練りこまれた話だけあって、荒野の七人、


荒野の用心棒などリメイクしたくなるのは当たり前だと思った。


 


先の読めない展開には脱帽。後期の黒澤作品になってしまうと


黒澤監督が偉くなりすぎちゃって、意見いえなくなっちゃったんだろうね。でもこの頃はみんな知恵を出し合っていたんだろう!


やはり偉くなり過ぎちゃうってのもある意味怖いよね。


 


そしてカメラワーク!


すべてにフォーカスが合う技法を世界で始めて使っただけあって


奥行きのあるパノラマ観が実に楽しめる!


よく見ると分かるんだけど、照明を使いまくっているために


俳優が本当に暑そう。。。


 


また複数のカメラで同時に追う手法も見てて気持ちがいい。


コレを発明した監督はやはり天才。


七人の侍のラストのチャンバラシーンは必見ですよん。


カットを割ってしまうとテンションが変わってしまう欠点を


見事に払拭しているよな~


 


また引きの絵でのながまわしもお見事!


普通はカットを思わず割りたくなるのだが、


構図が決まっているために、飽きが来ない。


当然役者も上手いから、間が持つんだけどね。


 


またとにもかくにも、三船敏郎さんも素晴らしい。


 


ルーカスや、コッポラ、スピルバーグも


尊敬をするのがよく分かる気が改めてしました!


 


この頃の日本映画の輝きを取り戻してもらいたいですよね。


それにははやり日本全体がもっと映画に関心を持たないとですね。


でないと、映画界にお金が入ってこない。


入ってこないと、予算が少なくなり、


規模が小さいものしか出来なくなっちゃう。


 


まあお金をかければいい映画が撮れるかと言うと


そういうことではないが、


ないよりはあったほうがいいに決まってる!


韓国映画なんかはまさにそれで成功しているからね。


 


やはり、見る観客あっての映画!


優れた映像作家が現れるには、客が必要!


 


最終的に至った結論は


日本人がもっと映画を見ないとな~でしたね。


 


そんな思いを込めて、世界の黒澤!を選んでみました!