トレッキングとレイク69の写真は次の記事で。 興味のない人はすっ飛ばしてください!
レイク69 トレッキングツアー
2月16日 俺たちは 前日予約忘れによってドタキャンされたレイク69のトレッキングツアーに参加するべく
まだ日も昇らない朝5時00に起床した。 荷物をまとめ ロビーで車を待っている。
5:50分トレッキング参加者を乗せたバスは宿の前に止まる。
挑む山は最高到達点4680メートル
バスは1時間30ほど走り朝食の為に休憩を取る。 朝日が昇り始め青空に白い雲が泳いでいる。
息を吸い込むと優しくきれいな空気が全身を駆け巡り、体に活力が湧いてくる。
トレッキングシューズや服装を見ると、欧米人らしき人たちはみなベテランの様に感じる。
朝食を摂っていると欧米人に話しかけられる。「食べ物は持ってきたの?」と心配している。
「持ってきているから大丈夫だよ」
俺たちはおそらくトレッキングに慣れていないと思われているのだろう。
まぁ 実際慣れてないけど笑
再びバスは目的地へ向かい始める。 30分後、でこぼこ道や、広い草原、そこにいる野生の牛たちを
通り過ぎ、車は止まる。 右手には湖 みんな驚きの声を上げる。 エメラルドに輝く湖が俺たちの目の前
にあらわれた。
驚くツーアー参加者全員が笑顔で写真撮影をして過ごす。
それだけで満足出来てしまう光景だったが、目的地をめざしさらにバスは進む。
バスは再びエンジンを止めた。 そこにはトレッキングの入り口があった。
荷物を用意し全員で歩きはじめる。綺麗な川が流れていた。少し下ると先程バスが通過ところで見たよう
な光景が広がっていた
牛たちが広い草原を自由に歩きまわり 自由に草を食べていた。
周りには断崖絶壁の山々やその後ろには真っ白な雪を被った6000メートル級の山々が見える。歩き始め
て1時間くらいしたところで
滝が見える。その滝を横目に見ながら俺たちは山を登り始めた。4000メートルを超える山道が俺たちの酸
素をどんどん奪っていく
少し歩くと息があがる。休憩をはさみながら俺は歩く。前後に見えている山は相変わらず荘厳な姿で時々
雲の隙間から
その頂きを見せていた。 随分登ったようだ、後ろを振り返ると先ほど見えていた滝と同じ高さまでの登っ
ていた。
そして、俺たちを心配していた欧米人たちは遥か彼方にその姿を見せていた。
俺は一人ペースを徐々に上げていく。前後には誰もいない。大自然に抱かれながら進む。
そして、湖があるんじゃないか?と思える雰囲気を漂わせている場所にたどり着いた。急いで登ってみ
る。
そこに広がっていたのはまたしても、恐ろしいほどに広い平地だった。
さらに氷河をまとった雪山がある。足元を流れる川は雪解け水で非常に冷たかった。
平地を超えると再び右に左にくねくねと曲がったきついのびりになった。
そこで俺は不思議な光景に出合う。俺の目の前に一頭の牛に出会った。
その牛は道をふさぐようにそこに立っていたのだが俺の姿を見ると向きを変えこっちに付いて来いと言わ
んばかりに
歩き始めた。しばらく後ろを歩いていると牛が立ちどばり こっちをちらっとみる。
どうやら先に行けと言っているらしい。今度は俺が先頭に立ち牛の様子を見ながら歩く。
写真を撮ろうとすると牛は止まって、じっとまっていてくれた。不思議なことに何が言いたいのかをお互いに
理解していたような気がする。。。
そして牛は仲間がたくさんいるところまで一緒に行き登山ルートを外れ降りて行った。
再び登山は続く。そして長い直線を歩くとそこに信じられない物が見えた「嘘だ、嘘だ。いやあれは嘘だ」
と俺は一人つぶやいていた。
そこには今まで見たことのないほどの水色をした湖だった。今まで歩いてきた疲れなどすべて吹き飛ばし
てくれた、その綺麗な水色は。
一人皆の到着を待っていると2番手に岳君の姿が見えた。そして小高くなっている岩場に上り二人で祝杯
のバナナを食べたのだった。
続く。。。 (後半は書き方ガラッと変えます)