みなさまたいへんお久しぶりです。


お久しぶりながら大変なお知らせが、、


実はいま、入院してます。入院と言ってもいつもの精神病院ではなく、伊那中央病院の耳鼻咽喉科。


何からどう話したらいいのか、、かいつまんで書くと、先週の日曜日から始まった熱と喉の激痛。痛すぎて何も喋れず、食べられず、飲み込めず。コロナかインフルを疑い近所の診療所へ行き、車の中で検査。結果は両方とも陰性。口の中も見ずに出された薬はメイアクトという体内細菌も死滅させてしまうという抗生剤。飲んでみたが激痛は変わらない。溶連菌などの別のウイルスを疑い、春分の日でも当番医でやっていた別の隣町の病院へ。しかし溶連菌の検査も陰性。喉を診てもらうと「意外と腫れてないですね。」の一言。しかしそこでもメイアクトは飲み続けて下さい、と言われ、やはりウイルスか、と13回、二日に渡って飲んだものの、痛みは全く変わらず。


どうもおかしいと、今度は隣町の耳鼻咽喉科へ。あまりの激痛で舌の奥が見られないので鼻に内視カメラを入れての検査。「急性喉頭蓋炎だ。すぐ入院が必要です。」


急性喉頭蓋炎は、喉の奥、のどちんこの蓋の部分が炎症を起こす病気で、ほっておくと窒息死する可能性がある、とのことで、伊那中央病院に即入院。CTを取ってみると、喉頭蓋の炎症だけでも危険なのに、更にその反対側、舌の根っこの部分に膿が溜まって肥大していて、すぐに膿を取りださないと呼吸出来なくなってしまう、まさにぎりぎりの状況、ということで、即手術。まず局所麻酔で喉を切開、気道を確保し、次に全身麻酔で舌の化膿部を切除。喉を切開するときは局所麻酔なので手術をする声が聞こえてきます。「あれ、このメス、切れないな〜。」「それ、動脈だよ。」「これが気道ですよね?」顔は覆われていましたが、あんな恐怖体験は今までありません。続く全身麻酔は、「はい、寝るよ〜。」から「はい、終わったよ〜。」までが空白の時間でした。その手術が金曜日の話。


術後の経過も順調で、もうお粥のご飯を食べられています。気道と食道が別なので、思いっきりむせて咳き込みながら、ゆっくり噛んで飲み込む、を同時にやるという、普通の人には絶対できない経験ができました。


あと数日したら喉も塞がり、普通に喋れるようになる、とのこと。喉に穴が空いているおかげで自然に腹式呼吸になっていて、呼吸法も安定してるし、今は全く声帯に息が通っていない状態ですが、通ったら自分の声帯からどんな声が出てくるのかなーと楽しみです!


毎度お騒がせして大変ごめんなさい〜。