今年の春、人生で初めて築地本願寺に足を踏み入れました。
そこは、想像していたお寺とは全く違った場所でした。
しかし、その想像を裏切った姿は、私にとってとっても新鮮で、深い感動を覚えました。
お寺の中の姿もビックリ。
仏様を祭る大きな大きな祭壇があるかと思いきや・・・・
そしてその中で特に異彩を放っていた石の動物たち・・・
その重厚感と存在感は、まるで異国にいるような錯覚さえ覚えるほど・・・
今日はその写真を見て頂きたく思います。
独特の様式ですね。
スゴイ重厚感・・・
異国にいて、博物館を見ているような不思議な感覚・・・
圧倒される存在感
素晴らしい体験でした・・・
9月も中旬に入ったと言うのに、太陽はギラギラ、真夏の太陽。
気温も30度超えで、厳しい残暑が続いていますね。
暑い夏にも、そろそろ飽きてきてしまいました。
そんな中、また2ヶ月も更新をしていませんでした。
今日は前回同様、今年を遡って写真を掲載いたします。
春の写真です。
しかしさすがにさくらさくらの満開写真はあまりにも季節外れかなと思い、桜は少し控え目にスライスオブライフの光景です。
まずは市ヶ谷のお濠沿いの桜と総武線です。
この土手の桜は本当に見事で、総武線や中央線快速で通勤される方にとっては朝の超ラッシュの車内ながら、心休まるひとときだと思います。
しかし、この総武線を良い感じに構図の中に収めるのは、結構大変でした。
鉄道写真を撮られている方の構図の素晴らしさと技量には、本当に感服する思いでした。
家内と共に市ヶ谷から四谷・赤坂へと散歩をし、久しぶりに2人の母校の土手の桜を見に行きました。
狭い土手の上の小道には、相変わらず母校の現役学生や一般の花見客の方々でごった返していました。
その土手を歩きながら、正門を見下ろす位置から、桜と共にキャンパス内を撮った1枚です。
正門から裏門がすぐに見える本当に小さなキャンパスです。ただ、左右は割と広いのですが・・・
市ヶ谷から土手沿いに四谷まで歩いてくる間に、花びらが半透明に透き通っている美しい百合の花を見つけました。
百合と言うと、花も香りも主張の強い植物ですが、この百合は透明さがとても可憐で、ついつい足を止めしばし眺めていました。
さて、次はガラッと変わり、私の地元の桜祭りの光景です。
これは上の市ヶ谷の散歩より1週間前の写真なので、桜がまだ2分咲き程度で、かつ気温も低く、寒い中での桜祭りでした。
そんな中、私の地元の仲間たちは、毎年恒例のたこやき屋を出店し、私も熱いタコ焼き器を前に、
仲間たちの子供 （すでに皆２０才をゆうに超えていますが・・・） と共に、焼き手として一日たこ焼きを焼き続けます。
終わった後の打ち上げのビールを楽しみにして・・・
私の桜の季節の年中行事です。
それではこの辺で。
今日は、今年の春の写真を2枚ご紹介します。
都内を家内と共にあちこち散策した時の写真です。
花見も兼ねて、下町から都心の中心部などを回ってみたのですが、
そこで、感慨深い２つの象徴に出会いました。
『 消え去るもの 』
私の母校の土手の桜を見物しながら、赤坂付近まで足を延ばしてみると、
そこに物凄い存在感を漂わせながら建つ大きなホテルが・・・
ご存じ、赤坂プリンスホテルですね。
栄華を誇ったこの近代的象徴が、今年、消え去ります。
美しい桜の花のように、あっけなく、一睡の夢の如く。
『 生まれいずるもの 』
そう、2012年のメインイベント的なモニュメントともいえるスカイツリーです。
この写真は開業直前の写真で、錦糸町で撮ったものです。
そして、新たなモニュメントは、新たな時を刻み始めます。
先日書きましたが、溜まっている写真がありますので、季節を遡る形でご紹介して行きます。
今日は５月から４月に向かって風景をご紹介していきます。
まずは、いつものウォーキングコースをご紹介、私は勝手に花水木通りと言っています。
道の両サイドにとっても美しい花水木の樹が植えられています。
そして、瑞々しい赤い花水木。
でもこの美しい赤い部分は花ではなく、ガクの部分なんですね。
花は真ん中の緑の部分で、これが開いていくと、可憐な姿になっていくのです。
この頃は本当に一年の中で一番清々しい季節ですね。
空も澄み、東京と言えども、空気が美味しく感じます。
さて次は、久しぶりに自転車で野川まで足を伸ばした時の写真です。
菜の花が小川の両岸に咲き乱れています。
まさに、「春の野川（小川）はさらさらいくよ・・・」 って感じです。
流れる水も透き通って、陽の光を反射し、キラキラ光っています。
そして、何よりもこの川の流れる音・・・
写真でご紹介することはできませんが、この音は本当に心を穏やかにしてくれます。
1 / f
ゆらぎですね・・・
本当に美しい小川です。
この付近に住んでいらっしゃる方が羨ましいです。
そろそろ野川公園が近くなってきた辺りですね。
さて、そこで見つけた透き通るような花びらを持つタンポポ。
よく見る道端のタンポポと、きっと種類が違うのだと思います。
この透明さが写真で十分に表現しきれていないかもしれませんが、本当に半透明の美しい花弁でした。
もう少しで野川公園と言うところに、こんもりとした森があり、
その奥に流れる清流を利用してワサビ田が作られています。
丁度正面の奥に少し見えていますね。
その手前の畑には、毎年端午の節句の時期に沢山の鯉のぼりが吹き流されています。
この森も、トトロが居そうな森ですし、ちょろちょろと流れる清流やワサビ田、
そして鯉のぼりと言った日本の原風景がここにも残っています。
鯉のぼりがない時期でも、この前の野川に沿ったサイクリングロードを通る時、
いつもここで自転車を止めて、しばしこの静かな風景を眺めるのをとても楽しみにしています。
さて、今日は５月から４月に遡って、今年の私の周りの春をちょっとご紹介しました。
今年のゴールデンウィークに、地元の仲間たちで、恒例の屋上バーベキューを行いました。
仲間のひとりがマンションオーナーなので、その屋上にテントやターフ等を張って、
ＢＢＱの準備はバンタン。
乾杯と共に楽しい宴の始まりです。
ただ、この日は朝からどんよりとした曇り空で、途中雨も降ると言う生憎の天気だったのですが、
屋上から観察する東京の空の様子は、驚くほど目まぐるしく雲や風が行き来し、
とてもとてもフォトジェニックな眺めを楽しむことができました。
始めはこんな感じ・・・
今にも大雨が降って来そうな予感が・・・
そしてその予感は的中。
テントの中で大きなステーキ肉等を焼いているすぐ外では土砂降りに・・・
それでも、仲間たちと肉や野菜、そして様々な料理とともに思い思いの酒を楽しみながら、
雨の屋上で大宴会！
さて、その様子は良しとして、空の変化をご覧ください。
その後しばらくすると、雨風は少しずつ収まって来て、
遠くの雲間からはレンブラント光線も見え始めました。
まさに、天国への階段ですね！
徐々にくもが切れ始め、青空も雲間から覗き始めました。
その時、仲間のひとりが、「不思議な雲が浮かんでる！」と言って、空の１点を指さしました。
何だか産まれたばかりの竜の子供の様な・・・ バハムートか？？？
そして一時、空の観察から大宴会に戻り、腹にたっぷりと酒と料理を詰め込んでいました。
そうしている内に空はどんどんと明るくなり、雲が消え、青空が広がりはじめました。
そしてしばらくすると！
空が真っ二つに割れたような感じ・・・
青空と雲の境界が空一面に、一直線に・・・・
私は、昔やっていた波乗りを想い出してしまいました。
そう、オフショアの風にあおられる波頭のよう・・・
すると、どうでしょう・・・
遂に強烈な太陽の光が町全体に降り注ぎ始めたのです。
地上の屋根や道路に反射する光が眩しく、活き活きとし始めました。
私たちのいるマンションの真上は、真っ青な空なのですが、
お天気雨のように雨粒が水たまりに美しい光の波紋を作り出しています。
そして更にその数分後、反対の東の空には、美しいお月様と、大きな虹が！！
酒に酔い、屋上で大声で声を張り上げたり、歌ったりしている私たちの醜態をよそに、
空はこの日一日でこれほどのドラスティックは変化を見せてくれました。
東京の空もでっかい！！
