夏が終わっているのにこの間聞いた「小麦色のマーメイド」BY松田聖子、の世界観に浸っている私。
雰囲気のある松本隆の詩に、これまた雰囲気のあるユーミンの曲が一瞬の恋の夢を描いていて最高。
プールサイドの恋の一瞬、
実際、同じようなことをしても味わえないかもしれない感覚
うっとりしてしまう。
当時の聖子ちゃんも、我々も、あまりこんな経験出来なかったのではないのだろうか。稀有な「夢」の時間、って感じがする。
こういう一瞬の、印象的な快楽が記憶に残って、魂を作っていくんだよ、ってレベルの世界観。凄い。
若いころの松田聖子って「理想の乙女」を具現化しているような気がする。
彼女自身が名手の作り上げた完璧な曲の世界に浸って、普遍的な乙女の心を洗脳されたかのような雰囲気。
他のアイドルと違いを築いているような気がする。
松田聖子の歌がいい、と思える自分にホッとしている。
多分虐待された人、をプライベートの世界で見る時があって
夢もない、夢見たこともない、
そもそもディープに人付き合いしようと想定しないで、流れで結婚とかしてる人とかに出会うこともある。
もちろんめちゃめちゃな生活で、定番のストレス解消のアテないかな、と常に探す雰囲気がある。
その人たちは松田聖子、聞けないと思う。というか、遮って避けている。
輝くものは見ないようにしてる人っている。
貪欲な牡牛座の私には全く理解出来ないのだが。
こういう人といると疲れる。
私はめっきり、駄目になっている。プライベートでは全くムリだ。
その原因・虐待のトラウマを改善しようともしないで、夢もなく生きる人というのは凄い疲れる。
疲れの次に来るのは、略奪だけ。
そんな人に想うのは、
松田聖子の曲も聞けないし、
誰かとケンカしたこともないだろうな・・・
ってこと。
淋しくて繋がろうとしてくるけど、本質的なコミュニケーションは根本的に拒否していて、楽しい事も知らないし、
話が通じない感じがして、嫌な事があってもケンカにもならないだろうという感じがするので、フェードアウトになる事が多い。
「疲れの次は略奪」というのは
その人たちの発言が「命令」「強い促し」とかになってくるから。
交流といえばその人たちの目的は自然と略奪、なのが悲しい。
だから図々しいなあと思って離れるほうが早くなる。
ケンカって大事だと思いませんか。対等にやり合う感じの。
発達障害とかモラハラ被害の人の話聞いてると
ケンカが成立しない環境下、ですよね。
話し合いも交渉も成立せず
ストレス解消のため時々ミサイル打ち込みするだけみたいな。
世の中全体が
ケンカしないようにしないように、とか
そもそも会話や話し合いで解決など無理だから、
ってなってる感じもある。
これは良かったり悪かったり。
家庭でも揉め事しないようにシステムにはめてしまえ!って子育ては多いから
お金さえあればコミュニケーションが出来る!
人生なんとかなる!
みたいなイージーさを受け継いで、闇バイトに巻き込まれる若者も多いのではないでしょうか。
虐待は、ケンカする前に手が脚が飛んでくる、だろうし。
説教と暗示、洗脳文句を一方的に聞かされるだけで。
そう思うと、松田聖子の歌のように恋の小さな葛藤を体験するとか、恋人と小さな小競り合い、ケンカするって宝石のような体験だ。
もちろん、穏やかにやるっていうことも素敵な場合がある。
しっかり色んな話し合いをしたあとで
解り合ってる感じの穏やかな仲の人々を見るのは
本当に素晴らしいこと。
ケンカも、夢見ることも体験しないうちに一生が終わるなんて地獄だ。
・・・牡牛座は今年から新しい12年のサイクルに入っているけど
ケンカする気も起こらないような低エネルギーとは付き合わない12年が今サイクルの目標です。
地の星座は泥にまみれがちだけど、流石に疲れる。
泥の中の栄養をみることが大事!
ゴミだけの土ならば耕す意味はない。
夢見ましょう。一瞬の宝石のような時間は死んでも残るってホントだと思いますから。
つまり夢は【永遠の財産】ですから。
松本隆のいう【風】の中へ入って行くように。
大事なものは見えない、
とビルが建って青山から風が消えた時に松本隆は思ったんだって。
ではでは。