（ビジュアルではしっかりした味付けに見える天津飯。
意外と薄味で残念（笑）お料理あるある。
私的に天津飯はグリンピースを味わう卵料理です。
なお薬膳では、卵は安心を呼ぶ食べ物だとか。ホッとしたいときに良い。）
コロナが始まってから
いろんな不自由のを話を聞いてきたんだけど
あれから３年ぐらいたつから
それらのほとんどが「平和ボケ執着」だという感じなのかな、
とさえ思えてくる今日この頃。
世界と戦い、自分と戦う、のが人生だと言われているけど
社会や世界の話をして文句言ってる人を観ていると、
何かを見逃していることも多いのではないかと。
反応したものっていうのは自分の一部、なんですよね。
だから
世間で反応したもので自分の中の情報を確かめて
戦うべきところで戦っていく。
世間がどんなに下らないことで満ちていても、
自分を改めるとか自分を磨いていく
みたいなことを忘れないようにするって大事、
って思ったことがあった。
それは
先日、伝説のプリマ、マイヤ・プリセツカヤの70歳！での「瀕死の白鳥」、を観たからです。
その奇跡みたいな映像に驚いた。
先日観たオダギリジョーのドラマ然り、
奇跡みたいなことが多かった日々。
マイヤ・プリセツカヤ70歳は、若いころよりもボディーラインがキレイなぐらいで
（若いころは筋肉が凄い・・・）
この人はもしかして70歳でピークだったのか?と思ったぐらいだった。
でも普段の動きは、老人のスローなものだったというからすごい。
ステージでスイッチはいるタイプなんだろう。
通常のバレエダンサーは40代が定年だと言われている。
凄い。ダブルスコアともいえるレベル！
・・・彼女のドキュメンタリーを観たのですが、
政治犯とみなされて親は殺されたりしているし
明らかに早熟なテクニシャンでもすぐに主役を踊ることもなく
政治犯とされた親の影響でトッププリマなのに海外公演にも出してもらえず
・・・みたいな、様々な「圧」の話があった。
１バレリーナが政治家と交渉したり
果敢に彼女は太陽星座の蠍座の欲と射手座が強くなってくる誕生日を使って
ガンガン人生を切り開いていく、
すごい美人で踊りが上手い美しいバレリーナなだけではない一生を、面白いなあ、と思った。
KGBの監視下にありながら、容易に亡命もせず生きた。
「時代や世間の圧は、こう使うんですよ」
マイヤに言われた気がしました。
どうしようもない闇を潜って、蠍座は欲を満たしていくようなところがあるけど
平和な時代の暇つぶし集団欲に浸る時代にこの美人が生まれていたら
こんな70の瀕死の白鳥は無かっただろうと思った。
先日孤児、についての話を書きましたけど（スラムドッグ＄ミリオネアの話の回）
恵まれていることだけが人生でもなかったりする。
ただ孤児を産む側の大人の現状、
性欲と世間の価値観になすがままになっているのって・・・？
って感じなのですが
私が今いる場所で思うのは
過去や時代を嘆くのはもう面倒くさい、ということです。
これは孤児たちにも、言いたい。
生まれてしまったものは、神を信じて生き抜きなさい、と。
日本の人々にも、マスクだのコロナだので世間に出にくいのだったら一人の時間を満たせばいいのです、と言いたい。
誰かがいないと何もできない、
外に出ないと何もできない、
社会風潮が不自由にさせる、
そういう思考を持ったら、自分が責任を取るだけ。
一人の時間で磨くものがある、と思えば、ギフトが来るかもしれない。
マスクをしてでも満たしたいものがあったら、やればいいのです。
もうそれが不要な執着なら、何か起こるでしょ。
必要ならばGO!が出るでしょ。
マスクが嫌なら、マスクはしないで生きますと宣言、誓いを立てたらいいんです。
願いも祈りもしないで社会に悪口いってても仕方がないと思います。
政治的解決が全てだろうか？と思いますしね。
全ては個人が信じる概念が世界を作る元
だと思う。
マイヤの70歳に使う欲の奇跡はいいね、です。
彼女の概念は少なくとも70でも現役というものだった！
大勢からしたらそれは「奇跡」の範疇に入る概念。
肉体の普遍的な偏りの話=老化、を心は簡単に覆す。ああいうの大好き！
何の見劣りもしない、美しい「瀕死の白鳥」を観ながら思ったことは
圧があるから、反抗する気力が必要になる。
圧があるから工夫しようと思う。
圧があるから、炭素はダイヤになる。
人生はらくらくの暇つぶしをやりに来るとこではない。
という人生の基本、だった。
困難は才能を徹底的に掘り起こすために使うものだと思う。
困難に嘆き悲しむことなんて誰だってできる。楽しくはない時間。
困難のショックから立ち直ったら、マイヤみたいに「利用してみる」。
圧につぶされて砂に散るのは誰でもできるし
私はそういう人生に興味はない。
圧を跳ね返して奇跡を観たいと思う今日この頃です。