「ナマ」の怖さと面白さ | ジャスミンの枝、泉のほとり

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乳がんサバイバーへの挑戦

声の表現への挑戦

歌いつつ歩まんハレルヤ!ハレルヤ!


2010年 9月 乳がん告知 ステージⅢa
2011年 16クールの抗がん剤後 左乳房全摘出
ホルモン療法開始

2011Xmas キリスト教受洗

ロングラン 連日超満員で爆走中


満員のお客様の前に出ることは いくらセリフや動きが決まっているとはいえ やはり「ナマ」


稽古とは違うものがある。


オープニングの客は客も緊張と期待が入り混じって空気が硬い。


私はそれを打ち壊していくことがとても面白いしやりがいがあると思う。


アドリブではないがアドリブ的な演技


「泣く」ことよりも 「笑い」を取りたい。

人が笑うってなんて素敵なんだろう。


なんで人は笑うんだろう。


その時脳内に何がどう動いているんだろう。

笑いは小さな笑いでも緊張をほぐし 同感を呼び 感動へ繋がる。


「嘘」で 笑うことはできない。


稽古で何十回もなぞったセリフであっても

生の初めて言うセリフとして変わっていくべきだし変わって当然


面白いなあ 楽しいなあと思う。


赤面症でクラスのちょっとした発言でもできなかった自分が 満員のお客様の笑いを引き出したいと思っている。


歳を重ねるとこんなに変わるものか。


いや 私が変わったのではなく 演劇の持つパワーが私を変えたのだろう。


あと 4ステージ


悔いなくやり切ろう!