中尾 あきら 「和の道」

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敗残兵寸前から凱旋帰国へ

Yelpで全米一評価の高いオーガニックヴィーガンレストランVegiLiciousのオーナーシェフを12年しておりました 中尾あきら です。

VegiLiciousは7月8日に最後の営業を終え、アメリカでの12年間の歴史に幕をおろし、7月14日の無料感謝イベントでお客様に最後のお別れをしました。

引き継いでくださる会社さんにレシピの伝授と、作り方や注意事項を指導し、8月20日に日本に戻ってきました。
これからは沖縄の古宇利島でやることになる自宅兼民宿Auberge VegiLicious オーベルジュべジリシャスの建設と準備です。

以下、アメリカ生活18年、レストラン経営12年の経験からお話しします。

起業するときは誰しも大きな夢や希望をもって臨むものです。

私がVegiLiciousを起業したのは、「より多くの人の健康と幸せに寄与し、世界の食糧事情と地球環境の改善、及び、動物の犠牲の縮小に貢献したい」という思いを、私の「過去の経験、得意なこと、好きなこと、楽しいこと」と適合させたものでした。

事業計画から1年半という産みの苦しみを経て開業したものの、なかなかお客様が来ず伽藍洞の日々。
開業から3年くらいは苦労の連続でした。

なんとか黒字を出していても、その程度の売上ではビザの更新は認められません。
アメリカが外国人の起業家にビザを発給するのは多額の資金をアメリカに落としたからで、それはなんとかクリアしたものの、ビザを更新させる場合は、たくさん売上を上げてたくさん税金を納めてもらわないとアメリカの利益にならないからです。

ということで、「ビザが更新できないとVegiLiciousは強制終了になり帰国せざるをえない」という厳しい現実に常に苛まれることになっていました。

幸い、4~5年目くらいからVegiLiciousはとても忙しくなり、以降5~6年、嫁さんの大火傷事故で休業するまで、そこそこの繁盛店となりました。
ビザも晴れて2回更新することができ、前述のような心配もなくなりました。

あの苦しかった頃、私は「このままVegiLiciousが強制終了となって帰国したら、俺は敗残兵か落ち武者だ。絶対そんなことにはならない! 自分たちが永久帰国するそのときはファーストクラスで凱旋帰国するんだ!」と固く心に決め、毎日VegiLiciousのSNSで自分たちの理念や料理へのこだわりを綴り、たとえ時間外でもお客様が来てくださったらお料理をお作りして、「これ以上やれることはない」というところまでやり、週休半日で毎日13〜15時間働きとおしました。

その結果、私たちには小金が貯まるようになり、2人分以上の収入が得られるようになりました。
妻が大火傷で10カ月休業しても、多くの方々が支援してくださり、また再開後も1日2時間テイクアウトのみの限定営業にもかかわらず、多くのお客様が高い頻度でしかもたくさんのお料理を注文し続けてくださったおかげで、今回、晴れて「ファーストクラスで凱旋帰国」できることになりました。

もちろん、妻の両足が大火傷の後遺症で、12時間も狭いエコノミーのシートに座らせるのはかわいそうというのはありますが、
異国で起業してまずまず成功して日本に凱旋なんて人生最初で最後ですし、私は酒もタバコもギャンブルもキャバクラとも無縁ですから、「人生最大のイベントのひとつ」にお金をかけても許されるだろう、と勝手に思う次第であります。

↓なんと空港ターミナルではなく、空港近くのこのラウンジで搭乗手続きと荷物検査を受けることができます‼️

↑↓出発前はこんなに豪華な個室で至れり尽くせり


↑駐機場までリムジンで送ってくれます。


↑ファーストクラスはとっても広いスペースです。

↓シートはもちろんベッドになります。

↑事前にアルコールは飲まないと伝えておいたら、ドイツ製のノンアルを用意してくれていました。


苦しくても夢をあきらめずに良かった、希望を捨てないで良かった、と改めて実感するとともに、これから起業される方、また起業したものの苦戦が続き心が折れそうになっている方の夢と希望が続いていつか結実されることを心から願っています。

お読みいただき、ありがとうございます。
 

Yelpで、全米一高い評価

南カリフォルニアのオーガニック・ヴィーガンレストラン

VegiLiciousのオーナーシェフ

中尾あきら


*ロサンゼルスから沖縄へは直行便はなく、大抵東京経由なのですが、台北経由那覇行きの便があるのを見つけ、迷わずそれにしました。航空会社は、台湾の新しい航空会社Starlux航空で、ロサンゼルスのラウンジから那覇の到着まで、それまでの人生で最も良い接遇を受けました。もちろん、ファーストクラスだからというのはあるのでしょうが、日系でもあそこまで出来るかな?と思うほどの細やかなサービスと愛想の良さだったので、どのクラスでもそれなりに良いと信じたいです。けっこう、日本各地から台湾に飛んでいるようで、台湾からはロサンゼルス以外にもタイやシンガポール、その他アジア路線があるようです。ぜひ調べてみてください。


私たちのレガシーがアメリカに残ります‼️

Yelpで全米一評価の高いオーガニックヴィーガンレストランVegiLiciousのオーナーシェフを12年しておりました 中尾あきら です。
 
VegiLiciousは7月8日に最後の営業を終え、アメリカでの12年間の歴史に幕をおろし、7月14日の無料感謝イベントでお客様に最後のお別れをしました。
 
店を最高最幸の終わり方で閉めることができ、それから約半月、私と妻は、妻の治療とリハビリと並行して、店とアパートの整理整頓、掃除、梱包、そしてアメリカを去るにあたっての様々な手続きと、沖縄に仮住まいするための手続きをおこない、7月31日に日本行きの飛行機に乗るはずでした。
 
ところが、店を閉めたときを同じくして「ぜひVegiLiciousを引き継ぎたい!」と熱烈に希望する会社さんが現れました!
そして先日、その会社さんと大家さんの賃貸契約、及び、その会社さんと私たちの業務移譲契約が成立いたしました!
 
それに伴い、私たちは日本への帰国を2週間ほど延期し、その会社のスタッフさんにレシピの伝授と作り方を指導しております。

その会社は日本では400店舗以上のレストランを展開するほど大きな会社であり、初めてのヴィーガン事業への参入ですが、今回のプロジェクトのスタッフの方々の熱意が素晴らしいので、私たちに代わってヴィーガンの料理と理念をもっともっと広めて、人々と地球の健康と幸せに貢献してくれると期待しております。

 

ついこの前までは、私たちのレガシーがアメリカからなくなると観念していたのが、永久帰国直前に思いもかけず受け継がれることになり、人生、本当に面白いものだと実感する次第であります
 
あともう少し引き継ぎをして、私たちのアメリカ生活にピリオドを打ち、日本に帰ります。
 
そして、沖縄古宇利島でAuberge VegiLiciousのプロローグが始まります。
 
お読みいただき、ありがとうございます。
 

Yelpで、全米一高い評価

南カリフォルニアのオーガニック・ヴィーガンレストラン

VegiLiciousのオーナーシェフ

中尾あきら

 
人生が好転する↓↓↓

ついに日本男子レスリングがオリンピックの頂点に‼️

Yelpで全米一評価の高いオーガニックヴィーガンレストランVegiLiciousのオーナーシェフを12年しておりました 中尾あきら です。

レスリングでオリンピックを目指していた私、毎回オリンピックにおけるレスリング日本代表の活躍が氣になります。

毎回金メダルを量産する女子の陰に隠れがちな日本男子レスリングですが、実は、1952年のヘルシンキオリンピックからずっとメダルを獲得し続けており、競技人口が少ないながらも、レスリング強豪国の地位を維持していました。

そして、そして、今回の日本男子は、なんと、金4、銀1の歴史的大勝利となりました🎉㊗️🎊
もしかしたら、私が教えた選手が教えた選手がいるかもしれません。日本レスリング関係者として本当に感無量です😂

YouTubeの日本男子レスリング陣の活躍を伝える動画のコメント欄でも「凄い!」「日本、強すぎる!」「柔道より面白い!」の声が多数です。
にも関わらず、日本の地上波では放送ゼロという不当な扱いを受けています。

ハッキリ言いましょう、レスリングはパッと見だけでは面白くないことは認めますが、基本的なルール(1分で理解できます)を知り、アナウンサーと解説者の話が分かりやすければ、むちゃくちゃ面白く見られる素晴らしいスポーツなのです❣️
なにせ世界ではメジャースポーツで、アメリカのNCAA大会では1万人以上、イランの全国大会では数万人の観客を集めてしまうのですから。

日本女子が圧倒的に強かったのは、女子レスリングのスタートが他の国よりも10年近く早かった(1980年代後半)上に、柔道から転向してきた選手が多かったから。1990年代中頃に他国がイチから始めた頃には、日本女子はもう完全に出来上がっていました。

日本男子が1992年バルセロナから2008年北京まで金メダルが取れず、他のメダルも1~2個取るのがやっとだったのは、単に情報不足が原因でした。
島国日本が海外のレスリングを見られる機会はアジア選手権や世界選手権といった大会に日本代表選手とコーチが遠征するときだけ。私もその時代の選手ですが、日本国内のレベルは高いし、選手同士はちゃんと進化していました。
でも世界では別の進化が起きていたのです。世界の選手や、最新の技や戦術、審判の傾向等が分からなかったのが、日本では怪物的な強さを発揮していた選手が世界やオリンピックの舞台ではメダルに届かなかった、つまり日本はガラパゴス化していただけだったのです。

2012年のロンドンから金メダルを獲得し、以前以上の活躍をし出し、今回の大勝利に繋がったのは、ひとえにYouTubeで世界中の強豪選手の動画がたくさん見られるようになったことに尽きます。選手もコーチも最新の技や戦術、審判の傾向を見られるようになって研究が進めば、たくさん練習している日本選手は結果を出します。

猛練習だけではなく、研究が重要なのは他のスポーツでも同じですね。

女子の金4、銅2も含めて本当に凄い‼️
男子も女子も、あんなタフエストスポーツで日本が世界一ですよ💕
選手のみんな、本当におめでとう❣️
そしてありがとう❤️❤️❤️

日本でのレスリングの扱いが正当になることを望みます🙆‍♂️



*こちらの写真は、2012年、41才の時に、近くの高校で4回くらい練習しただけで出場したOrange Countyのレスリング大会の時のものです。ヘビー級で金メダル獲得しました😁
日本のチャンピオン時代の写真は残念ながら、ありませ〜ん🥲

お読みいただき、ありがとうございます。

LGBTQについて

Yelpで全米一評価の高いオーガニックヴィーガンレストランVegiLiciousのオーナーシェフを12年しておりました 中尾あきら です。
 
 
個人的見解ですが、LGBTQって、性同一性障害という医薬業界が名付けた病気ではなくて、心がやんでいる状態とか、思考がもつれている状態とか、意識のチューニングが正常でない状態だと思うのです。
 
たいていの人はどこか異性の特徴っぽい性格を大なり小なり持っていて、私も自身の性格に女性っぽいところがけっこうあるなと思っています。
 
自身の体に違和感を感じている人が「私の本当の性は体の性とは異なる」と考えるのは本人の自由ですし、その人たちの人としての権利を保護するのは当然でしょう。人を思いやり優しくするというのは良いことです。
 
でも、本人の自認する性としての権利をその性の人たちと完全に同じにするというのは、スポーツの世界やデリケートな場所において、大多数の人に対して思いやりと優しさをなくしています。
 
2年前に、アメリカで元男性の水泳選手が女子の全米大学水泳選手権に参加を認められ、優勝してしまったときには、「こんなことがあるのか!?」と本当に驚きました。
 
最近のアメリカ、そして西側諸国のおかしなすう勢として、ジェンダー平等というのがあり、昨年日本でも、LGBT法案なるものが可決されましたが、いくらなんでも異常ではないですか。
アメリカの民主党が過半数を制している州では、性自認によるスポーツへの参加だけではなく、性自認による更衣室、トイレの使用までOKになっています。
 
VegiLiciousのお客様の中には「学校はとんでもない場になっている!そんなところに自分の子供は行かせられない。子供を守るのは親の義務だ」と、子供を学校に行かせず、家と公園で子供に勉強と体育を教えているという人もいます。
 
「私は日本に生まれたことに違和感を持っています、心はアメリカ人です」ー 
私は一時期かなり真剣にそう思っていました。そう思うのは自由ですが、アメリカ政府は私をアメリカ人にしてくれません。
 
「私はこの地球に生まれたことに違和感を持っています、他の惑星人です」ー 
私は一時期かなり真剣にそう思っていました。そう思うのは自由ですが、私は居住国の法律を守り納税する義務からは免れません。
 
この二つの例も、スピリチュアルの考え方からはアリなのでしょうが、よく考えれば、それは、心がやんでいる状態とか、思考がもつれている状態とか、意識のチューニングが正常でない状態なのですよ。
 
もちろん、男性が女性になろうとしたり、女性が男性になろうとしたり、日本人がアメリカ人になろうとしたり、あるいは地球人が地球人を超越する素晴らしい愛の惑星人になろうとすることは本人の選択であるし、それがおかしいとは言い切れません。
でも、そこまで大変な苦労や偏見を乗り越えてまでそれを完遂しなくとも、もっと楽に自分らしく生きることができるはずです。
 
本人がその考え方に固執すれば、いつまでもその状態が続くし、本人が「心のやみ」や「思考のもつれ」や「意識の誤チューニング」をリセットしようと前向きになれば、心も思考も意識も健やかになり、現状と折り合いがついてきたり、独特の解決法を作り上げたりできると思うのです。

 

*男っぽいところもある嫁と女っぽいところもある私の午後のひととき😄🤗
この素敵なパティオ(テラス席)でおやつを食べコーヒーを飲めるのもあとほんの僅かです🤣
 

Yelpで、全米一高い評価

南カリフォルニアのオーガニック・ヴィーガンレストラン

VegiLiciousのオーナーシェフ

中尾あきら

 
ココロもカラダも健やかに成る↓ ↓ ↓

ヴィーガン凄いでしょ ^_^/

Yelpで全米一評価の高いオーガニックヴィーガンレストランVegiLiciousのオーナーシェフを12年しておりました 中尾あきら です。

28〜30才の頃、私は全国社会人レスリング選手権85キロ級で2度優勝しました。通常体重は87キロで体脂肪率は6%でした。
結婚を機にレスリングからは遠ざかりましたが、またいつでもレスリングができるようにと常にトレーニングをして85キロを維持していて、18年前にアメリカにやって来ました。

アメリカでの最初の就職先の前々職とその次の前職があまりにもブラックなため過労で7キロ痩せ、さらにVegiLiciousの立ち上げで7キロ痩せて、高校2年生のときの体重の71キロまで落ちました。

VegiLiciousの2年目から徐々に要領が良くなって、隙間時間を見つけてトレーニングして、少しずつ筋肉と体重を戻していきました。
VegiLiciousはどんどん忙しくなっていきましたが、どんなに忙しくても週5日、トレーニングをすると決めた日はたとえ10分でも最低限のノルマをこなしてきました。

もちろん食事は完全ヴィーガンでサプリも摂りません。


71キロまで落ちた体重は、10年かけて、先月、ついに18年前と同じ85キロに戻りました。


さすがに体脂肪率6%とはいきませんが、それでも大して脂肪をつけることなく(たぶん11%くらい)、筋肉も選手時代とほぼ同じくらい大きく張りがあり、50代の肉好きなマッチョ特有の皮膚のたるみもありません。


年を取っても、やれば出来るし、いつまでも若くいられるんですよ。

VegiLiciousも潰れかけた、Akiraのカラダもしぼみかけた、でも諦めすにやり続けたからどっちも大きくなった。ヴィーガン、凄いですねぇ‼️

大地の恵みと農家の皆様に大感謝🙏

お読みいただき、ありがとうございます。

Yelpで、全米一高い評価

南カリフォルニアのオーガニック・ヴィーガンレストラン

VegiLiciousのオーナーシェフ

中尾あきら

 

健幸に成るためのエッセンスがぎっしり↓↓↓

中国脅威論について

タイトルの件ですが、政治・経済のことではなく、軍事的なことについてです。
 
私はある確信があって中国の侵攻がありうるとは思っていないのですが、ここ数年、日本やアメリカで台湾有事について深刻な議論となっているようですね。
 
そこで、VegiLiciousのお客様で、ほんの数年前まで台湾と中国をビジネスで行き来し、中国に十年くらい駐在していた台湾人の方に、台湾有事の可能性についてズバリ聞きました。
 
彼は笑ってこう言いました。
 
「それはありえないよ。お互い経済において相手は必要不可欠な存在だから。政治的には対立しているところを見せないといけないからそういうフリをしているけど、実際に中国が台湾を侵略すると失うモノの方が大きい。今のように『あいまい』にしておくのが中国にとっても良くて、このあいまいな状態が続くことを両国にかかわっている人はみんな望んでるんだよ、一般の人たちは煽られているけどね。」
 
中国と台湾は表面的には敵対関係ですが、実際には両国間の経済交流は盛んで、ビザ(敵対関係なのでビザではなく別の言葉ですが)さえあれば、自由に行き来でき、彼と奥さんも安全に中国に住んでいたそうです。
 
いみじくも、日本の国会で与野党が対立する法案にあって、ギリギリの落としどころとして、「強行採決」が演じられますね。与党は法案を可決させるかわりに、野党に「体を張ってこの法案を阻止しようとする」アピールの場を提供するアレです。
内実は、両者合意しているのに、表面上は対立していることを世間に見せているという訳です。
 
要するに「八百長」です。
 
たぶん、いや、十中八九、日中のせんがく諸島問題、日韓の竹島問題、日朝のミサイル問題もそれだと思うし、
 
小露那や輪苦沈も上の人たちがストーリーどおりにやっているゲームなのかと。
 
上の人たちのもっと上の人たちが、メディア、医薬産業、軍需産業の大株主であり政治資金の供出者なのだから、一般人は彼らの思惑というか計画どおりに煽られるがままで、残念ながら、9割以上の人たちがメディアが洪水のように垂れ流す情報を受動的にインプットされて、それをおかしいとも思わないのです。
 

脱退すれば良い

パリ・オリンピックのJudoで日本人選手が審判の「待て」の合図の後も相手選手に締め技を6秒間も続けられて気を失い、負けにされたことで我々日本人が審判団及びIJF(国際Judo連盟)を大批判しているますね。

もういいんじゃない、IJFがひどいのは二十数年前からずっとそうだし、日本人選手に厳しいレフェリングをするのも分かってるはずです。

Judoは柔道ではなくなったんですよ。

IJFから脱退すれば良いのです

日本柔道の創始者の嘉納治五郎先生は柔術を柔道という武道に昇華し、それを世界に普及しました。オリンピック種目にするためにスポーツ化も認めました。でも、それが年月を重ねると、柔道とは似て非なるJudoというスポーツになってしまって、本家日本はなぜか大した発言権がないのです。

日本柔道連盟は「IJFの作ったJudoのルールはもはや柔道とはかけ離れたものとなった。我々日本柔道は柔道の原点に戻り、柔の道を究めるための大会を開催していく」という声明を出し、堂々とIJFを脱退しましょう。

「そんなことをしたらオリンピックや世界選手権を目標にしていた選手がかわいそう!」
と思うかもしれませんが、全日本選手権で優勝することは世界選手権で優勝するよりも難しく、全日本選手権で4連覇することはオリンピックで金メダルを獲るよりもはるかに価値が高いことは、少なくとも日本の柔道家や柔道ファンには分かっていることです。

全日本選手権で、質が高く清く正しく美しい柔道が展開されているのを世界の柔道/Judoファンが見たら、現代Judoよりもそちらの虜になるのは間違いありません。

いみじくも、日本のもう一つの武道であり神事である相撲は、いまや海外の人からも大人気です。
昔の柔道が世界に普及にするためにJudoとなって世界各地で大会が開催されたのと同じように、相撲もSumoとなってかなり多くの地域で開催されるようになり、開催地では人気を博しています。
YouTubeで大相撲が見られるようになってから世界の相撲ファンの数はうなぎのぼりで、今までBanばかりしていた日本相撲協会も先場所からついに日本相撲協会の公式チャンネルで前日の取組を配信するようになりました。

世界Sumo選手権ももう二十数年の歴史を刻んでいますが、
もし仮にSumoが他国の理事たちによってどんどんルールが変わって、キックやパンチとかがありになって、相撲をロクに知らない女性審判がおかしな裁定をくだすようになったらどうするのか!? 
そんなことはあってはならないし、日本の大相撲はそれを相撲とは認めないです。

また、現在の世界の相撲ファンの誰も、世界Sumo選手権の王者が本当の世界王者とは思いません。日本の大相撲の横綱こそが真のナンバーワンであると誰でも分かっています。

日本柔道もそれを目指せば良いのではないでしょうか。

全日本選手権には世界選手権やオリンピックの金銀銅の3選手を招聘し参加させれば良いのです。
武道館は連日超満員となり、配信もたくさんの人が視聴して、むちゃくちゃ盛り上がることは間違いありません。


(追伸)当たり前のことですが、スポーツの、特に格闘技の試合で、選手と性別の異なる審判が裁くのはおかしいです。男女はカラダの構造や特性が異なり、細かい技や動きも違うのです。同性に比べて見極めが難しく、あるいは甘くなるのは必然です。
レスリングは男性の試合への女性審判の導入が早く、私の時代からあったのですが、選手の立場からしても違和感しかなかったですね。

VegiLiciousの閉店が有名新聞に載りました(^^;)

南カリフォルニアのオーガニックヴィーガンレストランVegiLiciousのオーナーシェフ、「あなたの人生が成幸する 世界最幸のヴィーガンバイブル」の著者 中尾あきら です。
 

既報のとおり、私と妻がまもなく永久帰国することにより、VegiLiciousは2024年7月8日に閉店し、7月14日の無料感謝イベントでお客様と最後のお別れをしました。

 
カリフォルニア州オレンジ郡で発行されている OC Register という新聞がVegiLiciousの閉店と無料感謝イベントを記事にしてくれました。

 

 

私たち、ただの夫婦食堂なのに、
閉店している店など毎日いっぱいあるだろうに、
ビックリです!
 
記事はコチラで読めます↓
 
OC Registerは地方新聞とはいえ、かなり知名度が高く、オレンジ郡の人たちは誰でも知っていて、ロサンゼルスの人もけっこう知っています。
2000年過ぎまで、私の故郷、大阪には大阪新聞という地方新聞がありましたが、大阪人でもあまり知りませんでした(-_-;)
 
昨年まで大谷翔平選手がオレンジ郡のエンジェルスに在籍していたので、OC Registerは大谷選手の報道に力を入れていて、日本のメディアもOC Registerの記者や記事から情報を仕入れて報道していましたね。
 
その新聞社に取材され、そしてすぐに記事になったので本当に驚きました。
 
VegiLicious、12年間、最後まで思い出いっぱいありがとう!!
 

アメリカ最後の旅行【寝台車にて】

南カリフォルニアのオーガニックヴィーガンレストランVegiLiciousのオーナーシェフ、「あなたの人生が成幸する 世界最幸のヴィーガンバイブル」の著者 中尾あきら です。
 
直近3回の記事のとおり、2024年7月8日にVegiLiciousは12年間の営業を終了しましたが、
その直前に、アメリカ生活18年の最後の思い出作り旅行に行ってきました。
 
6月30日の日曜日の営業の後、夜、飛行機で北カリフォルニアと北ネバダの真ん中あたりにあるリノに行きました。
リノはラスベガスの小型版のカジノの街ですが、私たちはカジノには一切関心がなく、目的は美しい景色で有名なタホ湖です。
 
翌朝タホ湖でクルーズ船に乗るはずでしたが、ウーバーの運転手が道を間違え、ギリギリで乗れ……ませんでした!
 
途方に暮れながら他社で何かないかと現地で必死で探したら、、、パラセーリングがありました!

いやぁ、楽しかった❣️ 

空にいる間ずっと「クルーズ船に乗れなくて良かった!」「運転手が間違えてくれて良かった!」と二人で言っていました。
 
リノに戻って大陸を横断するアムトラック鉄道に乗車。寝台車です。
食事付きで、幸いヴィーガンパスタがありました💕

相席のご夫婦と話がはずみました。

デトロイトの方だったので最後に聞いてみました。
「デトロイトの人たちの日本人に対する感情はどんなものですか?」
すると、意外にも、
「とってもいいよ!みんな日本や日本人を尊敬してるよ」
とニコニコしながら言うではないですか!
「おぉ、そうなのですか⁉︎ 私が子供の頃、アメリカでは日本車が売れすぎて、デトロイトの車産業がダメになって反日感情が湧き上がり、日本車を燃やして抗議している様子がしょっちゅうニュースで報道されていました。今でもそういう感情が残っているのではと思って聞いたのです」
と言うと、
「あぁ、そんなこともあったっけなぁ。でももう大昔のことだよ。トヨタがデトロイトに工場を作ってくれていっぱい雇ってくれてるし、ウチの息子もトヨタで働いているし、自分たちもトヨタに乗っている。みんな日本人にはとってもいい印象を持っているよ」
と、どうやらお世辞でもない感じで夫婦ともに力説してくれました。
アメリカという世界一の大国の人たちにこんなにいい印象を持ってもらって、日本人として本当に嬉しいですし、反日感情の高いところでそれを親日に変えてくれた先達には尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。
 
ということで、良い気分で眠りにつかせていただきました。
時差があるので東に向かっている間に1時間進みます。
実は、私たちの車両だけエアコンが壊れていて、昼間はもちろん、夜になってもサウナのように暑く、夜中にやっとなんとか寝られる気温になったので良かったのですが、午前3時頃に停車駅のソルトレイクシティーから乗り込んできたであろう修理工がなんとか直したのか、明け方頃から急に冷蔵庫のように寒くなったのでした🥵🥶
 
翌朝6時に自然と目が覚めたのですが、車窓には素晴らしい山と川の景色が広がっています。

 

朝食も食堂車で。他の乗客はスクランブルエッグとベーコンとソーセージとワッフルみたいなアメリカンブレックファストですが、我々はオートミールとフルーツです😓
 
お昼過ぎにコロラド州のGlenwood Springsという駅で降りました。

 

近くのカフェでヴィーガンハマスサンドイッチを食べ(後述するレストランの他では唯一のヴィーガンオプションでした)、
Aspen Mountainにリフト(ウーバーと同じ業態のアプリで呼ぶ白タク)で1時間かけて行きました。
ゴンドラで(片道15分)3475メートルの山頂まで行けるのです!

人生で一番高い場所に来て、周りのロッキーの山々を見下ろしました。いやぁ、素晴らしい光景です!

 
山頂で存分に楽しんでからは、公共のバスで戻って、夜はヴィーガンのオプションがたくさんあるヒマラヤ料理店で食事をしました。
味はまずまずでしたが、翌日も7時間アムトラックに乗るので、ランチ用にテイクアウトの注文もしておきました。
 
それにしても、この街は、綺麗で、小洒落ていて、人はみんな親切でフレンドリー、前日のリノでは(カジノが多いからなのか?)ネガティブな言葉や感情を表に出す人が多かっただけに、地域によって平均的な人のレベルと言ったら嫌な言い方ですが、民度というか、地域気質が違うんだなぁと改めて思いました。
 
普段VegiLiciousであまりにも良い人たちばかりに囲まれているせいか、攻撃的なトーンの人たちに対する免疫が失われていますね😓
 
翌日はまたアムトラック鉄道でデンバーに向かったのですが、この区間がアメリカ中の鉄道から見える景色で最も美しいと呼ばれているところです。
ロッキー山脈の谷間を縫いながら、時にはかなり高地を、東へ北へ南へ、ゆっくり走って存分に景色を楽しませてくれるのです。
本当に素晴らしい列車の旅でした。
 
アメリカに来た頃は、「最後はアメリカを車で横断旅行しよう!」なんて嫁さんと言っていたのですが、実際はカリフォルニア内や隣の州への1日8時間とかの車の運転だけで限界...それを何日も続けるのはムリやなと早くから断念していました。
今回「横断」ではなく「半分弱」ではありましたが、夢が部分的にせよ列車が叶えてくれて本当に良かったです!
日本の特急列車のような快適性までは期待できませんが、私たちが選んだルートは超おススメです。
 
でも、遅延なんかは日常茶飯事。私たちの列車も2時間も遅れたため、目的地のデンバーに着いたのが夜の9時。ということで、楽しみにしていたヴィーガンレストランも他のヴィーガンレストランも開いておらず、途方に暮れていたら、いつも利用しているオーガニックスーパー・ホールフーズがありました! ヴィーガンのお惣菜を買ってイートインしたのですが、それにしても、我々はいつも綿密に食事の計画も立てて旅行に行くのですが、それでも、到着が遅れたり、臨時休業していたり、あらかじめ電話で聞いていた事と違ったりとかで、アメリカでもヴィーガンを貫くのはまだまだ大変なのです(貫いていますが😅)
 
翌朝はツアーに参加してロッキー山脈国立公園巡りです。
いやぁ、なんとも荘厳で素晴らしかった‼️
2週間前もオレゴンとワシントンの山々を見て来ましたが、それらや日本アルプスとはまた違ったタイプの猛々しくもあり神々しくもある山の何十層に圧倒されました。

2日前に人生で1番高い所3475メートルの山頂に立てましたが、ここでは、3800メートル位のところまで行けました。富士山より高いんですよ😲

 

遠く長い旅でしたが、最後に嫁さんと行けて本当に良かったです。これで思い残すことは何もありません😇
 
帰りはデンバーから飛行機で戻ってきました。
着陸前のロサンゼルス上空で、独立記念日(7月4日)の花火があちこちで戦争の爆弾のようにバチバチ上がっているのを見ることができました。アメリカではこの日しか一般人が花火をするのは許されていないので、みんなたくさん花火を買い込んで自分の家の庭や公園や駐車場なんかで上げまくるのです。嫁のFacebookにその模様を撮影した動画が投稿されているので、ぜひご覧ください🎇
 

ありがとう・サヨナラの感謝イベント

南カリフォルニアのオーガニックヴィーガンレストラン

VegiLiciousのオーナーシェフ、「あなたの人生が成幸する 世界最幸のヴィーガンバイブル」の著者 中尾あきら です。

 

 

前回、前々回の記事のとおり、私と妻の永久帰国により、VegiLiciousは2024年7月8日に閉店しました。


しかしながら、どうしてもお客様方に我々の感謝を伝えたいという思いと、ホームレスの方々(地域柄あまりいないのですが)にお食事を提供したいという思いで、昨日7月14日の日曜日の午後、無料イベントを開催しました。


VegiLiciousの人気No.1の神戸焼肉丼50食と妻のケーキ25個、その他ソース類、ドレッシング類、前菜を用意し、十分な量だと思っていたのですが、、、


開始時刻近くになって厨房から客席に出てきて、表のガラス戸の向こうに見たのは、人、人、人で溢れる光景でした!


二人でドアを開けるやいなや嵐のような拍手と「ありがとう!」の声援で迎えられました。

嫁は泣いていました。

 

十分な量と思っていた食べ物は10分でなくなりましたが、お一人お一人と言葉とハグを交わしながらの記念撮影が延々と続きます。

 

お客様への無料感謝イベントのはずが、結局、用意した食べ物の定価x数量をはるかに超える金額の御餞別をいただくことになってしまいました。

 

みなさん、「本当に美味しかった!こんな店を作ってくれてありがとう!愛を運んできてくれてありがとう!」と仰ってくれ、別れを惜しみながらも我々の新しい船出を「おめでとう!必ず行くからね!」と祝ってくれました。
 

あぁ、VegiLiciousをやって本当に良かった!
こんな素敵な人たちに囲まれて本当に幸せ!

 

人生って「人を幸せにすることが自分が最も幸せに成ること」だと改めて身に染みた本日VegiLiciousの集大成でした。
 

成幸❤️ 最幸❤️

 

お読みいただき、ありがとうございます。

中尾あきら

 

成幸し最幸になる本↓↓↓

 

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