久しぶりに 子供ネタ書きます。



子は 親の鏡と言います。

我が子SARANは女の子なので、
母親である私の 表の面/裏の面 両方を判りやすく映し出し見せてくれます。


昨日、子育て支援施設「ほっとスペース」に行ってきました。
月1回の恒例の リズム体操 の日でした。
20組以上の1~2歳児の親子が参加していました。
SARANは初めての参加で、やや大人しく緊張気味? のスタートでした。

保育園の先生のピアノに合わせて、動物に見立てた色々な動きをします。
全体を2グループに分けて、体操は1グループずつ行うので、順番を守ってママのお膝で見学しながら待ったり、自分達が体操をしたりします。(これも一つの練習のようです)

家での最近のSARANは、当たり前の決まりをわざと守らず、かんしゃくを起こして無き、ワガママ・悪さし放題です。本当は全部分かっているので、いよいよ本気で私が叱ると、その瞬間にハット我に返り、素直に言うことを聞くというパターンです。(パパの叱りは全く聞きません) ちょっとイラツキます。

しかし・・・
昨日の リズム体操 でのSARANは、先生の注意や決まりごとを忠実に守り、
メインの動物体操も 一つ一つ 真面目にやっているではないですか!
あまりにもちゃんと、その場の状況を自分で判断して行動できている姿に、
正直、すごく驚いてしまいましたハロウィン


1歳10ヶ月の娘。
いわゆる初期の社会性は、身についているようですが・・・

・・・と、いうことは・・・
家でのワガママな行動は、彼女の中の私に対する抵抗の表現。
今は、私にもっといっぱい甘えたいっていう訴えなわけですアメーバ
服を着るのイヤイヤ!
パジャマ着るのもイヤイヤ!
自分の椅子でご飯たべるのもイヤイヤ!
以前は、ちゃんと出来ていた事も全部イヤイヤ!
何分も泣き叫びながら、抱っこもイヤイヤ!

そして、私もイライラむっ ガミガミプンプン そして、 無視シラー 何してもイヤイヤなら相手できませんむかっ(これは、私の反応パターン)

いいでしょうOK
私は、そんなSARANに、自分のインナーチャイルドの姿が映し出されていることに気づきました。
先日、意味不明に機嫌が悪く15分以上何をしてもスクリーミングなSARANを、
自分の潜在意識を表現する“赤ちゃん”だと思いながら、根気よく(優しく・無視せずに)あやしました。

最初は 「抱っこ 嫌ぁああああああ!!!!!」
でも、しばらくすると、
まだ泣き叫びながらではあるけど 「ママ 抱っこぉ。。。。。」に変化し
そのうちついにニッコリ笑い 「ジュースのむ。。。。ママ あそぼ。。。」

ママが自分以外の仕事に気をとられ、忙しいこともわかっているし、
そんな時に自分がギャーギャーいっても、逆効果で無視されることも分かっている。
お利口さんも出来るけど、
でも“赤ちゃん”だから、もっとかまって欲しかった。
面倒でも、ややこしくても、うるさくても、
ママには いつも優しい表情や言葉で接して欲しかった。


SARANは、顔を真っ赤にして、声をからして大声で泣きながら、
必死に そうゆうメッセージを私に伝えていました。

SARANを身代わり“赤ちゃん”のように抱きしめながら、SARANのカンシャクを逃し、自分のインナーチャイルドも一緒に癒す。
これは、最高の発見です。




人間の赤ちゃんの精神や社会性が健全に成長してくには、心理的に重要な発達の段階があります。
赤ちゃん期 → 幼児期 → 子供期 → 思春期 → 成人期 → → →
母・父・祖父母・同年代の友達・同姓の親友・異性の恋人・仕事のパートナー・広がっていく外の世界の出会い・年齢性別を超えたソウルメイト・配偶者・子供・老いた両親・孫・・・・
それぞれの成長段階に必要な人との、その時期ふさわしい交流は、後の社会性に大きく影響します。

アダルトチルドレンあがりの私は、
10歳に満たない子供期から、自分の認識と他人必要性に関しては、よく言えば自立し、言い換えれば極端にクールでした。
大人になってからも、<感情>はややこしいものとして、判断基準から排除しがちで、<現実的なこと>を優先しているうちに 1日24時間終了してしまうパターンの繰り返し・・・
実は頑張りすぎている(?)自分のインナーアダルトの思考が、いつも私は絶対大丈夫だという理由のない自信を作り出し、その裏にいるもう一人の本質の自分(インナーチャイルド)の声にゆっくりと寄り添ってあげるなんて事が不可能たんです・・・ だけど、自分の本質を知って優しくしてあげることは、必要なことでした。
「自分が安定していないと、誰も助けられない。だたら、自分の事は最優先する」と思ってきたけど、それだけじゃなく、
「自分自身に優しくする方法を知らないなら、大事な人が必要な優しさも表現できない」
と思うようになりました。

もう少しで、SARANもアダルトチルドレンにしてしまうところでしたガーン
この子は、これまで、手がかからず育てやすい子でした。自己主張もはっきりしているし、理解力もある賢い子です。
外では、とてもよい子で、いつも褒められます。
だけど、まだまだ“赤ちゃん”でした。

この鏡を毎日よく見ながら、共に成長していきたいものです。