真面目そうですね。優しそうですね。
自分はよく「真面目そうですね」「優しそうですね」と言われます。
このところ、毎週、ハローワークへ行っているのですが、相談員の方にもそう言われました。
…でも、自分はそうじゃないんです。
全然真面目じゃない。めっちゃ適当です。優しくもない。めちゃめちゃ怒る時もある。人のことなんか何も考えられない。自分のことしか考えられない。醜い自分もある。めっちゃ悪い自分もいる。
以前のブログにも書きましたが、二重人格があります。人間が二極化して変わってしまうことが往々にあります。
自分は本当はそうじゃないのに、全くない自分をよく言われたり、褒められたりすると、苦しいですね。
昔から、そんな風にみられてきました。
しかし、現実の自分とは乖離しているということです。
自分は発達障害で、この状態を「カモフラージュ(擬態)」と呼ばれるそうです。
「普通っぽく見せてしまう」ということですね。自分は無意識にそうしながら生きてきました。
とにかく周りの目に合わせようとする。
でも、本来の自分はそうじゃないんです。
そうしているうちに、不安障害や鬱といった二次的な障害を知らず知らずのうちに引き起こしてきたということになります。
とにかく無理をしてきた。「普通」である自分でいられるように、頑張ってきました。
自分に嘘をついて、生きてきた…ということです。
他者と自分の評価がずれすぎている…それが「擬態」と呼ばれているものです。
全然ちゃんとしてない。だらしない。でも一見そうは見られないから、期待されてしまう。
だから、失敗もできない。
しんどいですよね。