感謝とか、許すということ
何か自分の欲求や欲望が満たされ自分の想い通りになった時、「ありがとうございます」「ありがとうございます」と深々と丁寧にお礼を言って感謝をする。
相手に「感謝」をしている自分の行為は、晴らしいことだと思ってしまう。
しかし何かが自分の想い通りになった特別な時にだけではなく、自分が気が付かないでいるだけで、本当は知らず知らずのうちに感謝しなければいけない事が他にも一杯あるのかもしれません。
何故それに気が付けないのかと言うと、「当り前」だと思っているから。
「許す」自分が「許される」と言うけれど、
自分が誰かを「許す」前に、自分が気が付かないでいるだけで、知らないうちに、自分自身が誰かから「許されている」事が一杯あるのでしょう。
何故それに気が付けないのかと言うと、自分が「許される」のは当り前だと思っているからなのかもしれない。
今日一日生かされている、綺麗な夜空を眺められる、車に乗れる、本を読める、常に何か新しい発見があり感激出来る、良い友達がいる、雨風をしのげる場所がある、掃除が出来る、秩序の保たれた世の中で生活が出来る・・・
全ては当り前ではなく、お陰様なのでしょう。
お陰様の中で生かされている。
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