苦と楽

 

何が苦しみで、何が安楽なのだろうと、そんなことを思う事があります。

 

有名大学を出て、エリートコースを歩み、人生の勝者になる事が幸せを掴む事なんだと思って努力し頑張って手に入れても、手に入れた瞬間からまた様々な苦が始まる。今度は頂上から落ちない様にするための苦が待っている。

 

 

事業に失敗して借金地獄で苦しんでいる人が、金さえあったら幸せなのにと思うかもしれないけれど、事業に成功し、お金があったからこそ、事業を拡張しようとして借金して失敗したのかもしれない。

 

 

道楽者で人生を台無しにしたとしても、そもそもお金があったから道楽者になれたという事も言えるかもしれません。

 

 

人間関係で苦しみ、こんな最悪な人間関係を清算してもっと良い人間関係を求めて行ったとしても、またそれはそれで別の苦が待っている。

 

これさえあったら自分は幸せになれる。

こういうふうだったら自分は幸せになれるのにと。

 

 

どんなに『苦』を克服しても、どこまで行っても『苦』は無くならない。何処まで行っても『安楽』は手に入らない。

手に入れても、手に入れても『安楽』は消えていく。

 

 

それは何故なんだろう?

 

本当の『安楽』は、その『苦』の中にあるのかもしれない。

『苦』の中にしか『安楽』は無いのかもしれない。

 

 

『苦』の状況に陥り、

「こんな苦労はしたくない」

「何て自分は不幸なのだろう」

「これさえあったら幸せなのに」

と思って『苦』を消そうとしている時は、いつまで経っても

『苦』は消えず『幸せ』は見えてこない。

だから『苦』から逃れる事が幸せを掴む事ではないのかもしれない。

 

 

『苦』を消そうとせず、受け入れ、

その『苦』の中から一筋の光を見出そうとしている時こそ、本当の幸せを感じられる様な気もします。

 

 

 

だから、『苦』が無い事が幸せなのではなく、

『幸せ』は『苦』の中から見出していけるものなのだろう

 

 

きっと、『苦』と『楽』は、表裏一体でセットになっているのだろう・・・(・´з`・)

 

 

 

 

 
 
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