母の『魂』は何処に?
先日のブログにも載せさせて頂いたこの二つの家系図。
上の代々長男が継承した家系図では、
嫁(母親)の『魂』は息子長男に受け継がれ、「命の根源」でもあり、息子長男は母方の先祖に顔つきや体型もとてもよく似ている事が多く、先祖はその長男をどう育てるかをチャンと見ています。
しかし、長男は母方の先祖の『魂』を受け継いでいても、
父方の先祖の人生を歩きます。
だから、長男と言うのは、母方と父方の両方の先祖の尊いものを受け継ぎ、両方の先祖から見守られる中で生まれて来ており、重要な役目を背負っており、だからこそ跡取りになれるのです。それは二男でもなければ三男でもない、そして娘達でもない、唯一長男にしか出来ない役目なのです。
息子長男のお嫁さんは、父(舅)の魂の故郷からやって来ています。
そして母親の『魂』は、一代置いて孫長男のお嫁さんとして『魂』がまた里帰りして来ます。
こうして素晴らしい陰陽和合の世界を繰り広げられていくのです。
だから長男から離れてしまったり、切ってしまったりは絶対にしてはいけないのです。その為にも母は実家の立場と順序を守り、嫁ぎ先においても長男の命の灯を決して消さない様に守り抜いて行かないといけないと言う事なのです。
一方、代々二男が継承した家系図では、
二男は母の先祖の『魂』ではなく、父親の魂の故郷からやって来ていますから、母親の『魂』は二男には引き継がれておらず、代々長男が継承した時の様に、父方と母方の両方の先祖の『魂』が融合されて陰陽和合となる世界では無く、非常に偏った形となってしまい、様々な禍が生じて来てしまいます。だから代々二男が継承した場合、上の家系図でも分かるように母親の『魂』は何処へやら・・・?
しかし、よくある話として、母親が父親を嫌ったり、長男嫁を嫌ったりすることによって、その怨念返しとして、母親は父親と同じ『魂』の二男を引き寄せて親孝行させようとします。長男のお嫁さんと母親は真逆の性格ですが、二男のお嫁さんは母親と同じ性格であり、また長男と父親の性格は真逆ですが、父親と二男は同じ性格であるため、どうしてもお互いに馬が合い惹かれやすく、馴染みやすい為、長男夫婦を追い出して二男夫婦と仲良くしてしまいがちです。
プラス同士、マイナス同士は同じ性格だから良さそうに見えても、反発し合い融合する事が出来ない。
だから見た目は良くても、結果的には崩壊してしまう。
そして母の『魂』もチャンと受け継がれて行かないままになってしまう。
唯一長男だけが母親側の先祖と、父親側の先祖の大切なものを受け継いでいる重要な存在であるのに、こうして、目先の好きと嫌い、気に入ると気に入らないで物事を判断してしまうと、どういう事になるでしょう。
母親はいくら自分の実家のことを大切に思い実家に入りびたり、自分の息子長男のお嫁さんのことも嫌って遠ざけ、長男以外の息子や、娘達と仲良く楽しく行き来をしていれば確かに気分よく楽しく過ごせるけれど、いくら自分の実家を大切に思ったとしても、唯一長男だけが大切な自分の実家の尊い命の根源である以上、長男夫婦を無視して他の子供たちを引き寄せてしまえば、大切な実家の先祖の命の絆は切れてしまい、自分自身の『魂』も切れて行ってしまう。
だから長男夫婦を守る事が、唯一自分の大切な実家を守る事になることを忘れてはいけないのでしょう。
人間はどうしても、自分と同じものを好み受け入れ、自分と違うものを嫌い排除してしまい易いけれど、真逆であるからこそ、陰陽和合となり浄化され、平穏と安らぎに満たされ、『魂』は喜び安定し、そうすることで、きっと、必ず、皆が幸せになれるのでしょう。
朝つゆの花アキコ
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