真逆の人

真逆の人

いつもお世話になっている歯医者さんの受付の方が昨年ある日ある時、突然変わられました。

長年勤めておられ、どっしりとして恰幅が良く豪快で、いつも笑顔でワッハッハと笑い、とても機転が利き、とても人当たりの良い感じで非常に存在感のある方でした。

しかし、新しく入った人は、本当に見事に真逆で、体型もとても細くてきゃしゃで、そんなに先回りして愛想を振りまく感じではなく、そうかといって決して不愛想な人ではなく、いつも常にやんわりと静かで柔らかい物腰で、柔らかい笑顔で優しい接し方をされ、とても素敵な方です。

あまりにも突然受付の人が変わり、その上前の人は余りにも存在感のあり過ぎる程の人だった為、患者さん達は皆口を揃えて「受付の人はどうされたの？！」と必ず聞かれるのでした。

でも不思議なもので、時が経つとだんだん以前の事は自然と忘れさられ消滅していき、今の雰囲気がすっかり定着し馴染んでおり、非常に自然体になっています。

決してどちらが良いとか悪いとかと言う事ではなく、

全てが陰と陽の繰り返しなのであり、

どの人もそれぞれに素晴らしいものを持っている。

私も以前勤めていた職場を辞めた時、私の代わりになってくれた人はとても不安そうでしたが、今ではもうすっかり、

主（ぬし）というのか、押しも押されぬ親分になり、私とは全く真逆の感じで彼女は彼女なりのやり方と雰囲気を作り上げ、とても楽しく頑張って働いています。

こんな事もありました。

以前、私と全く同じ生年月日の人と出会った事がありました。長年生きて来て、生年・月・日、全て同じ人と言うのは出会えそうでそんなに出会うものではないでしょう。私も初めてでした。

何故あのタイミングでその人と出会ったのかは分かりませんが、どちらにしても、私と真逆である事だけは確かでしょう。同じ生年月日ならお互いに性格も生き方も全て同じかと思いがちですが、実は真逆であり、お互いに自分の前世を教えてくれています。

その方は養子娘さんでした。

以前にも何度かお話させて頂いた事がありましたが、私は前世養子娘だった様な気がしてならないと。そして、今世養子娘にだけはなりたくないと強く想っていた私です。

養子娘には絶対なりたくないと頑ななまでに思うと言う事は、過去に養子娘であった経験があるからこそ、そう思うのでしょう。しかし、皮肉なもので、養子娘と言うものに対して、あれほどまでに拒絶感と嫌悪感がありながらも、今世は何とか養子娘にはならなくて済んだものの、やっぱりそれに近い様な通り方をしてしまった私でした。(*´ω`*)💦

こうして全ては真逆であり、だからこそバランスが取れ、

陰と陽で真逆の中から大切なものを教えられ、

色んな事が浄化されて行くのでしょう。

次回は陰と陽と言う事から話を広げ、家督相続についてお話させて頂こうと思います。(#^.^#)

家督相続も陰と陽が大切なことを。

続く・・・