何故同じことを

繰り返してしまうのか

憎しみは憎しみを産む

 

 

よく世間でこんな話を聞きます。

 

子供の頃、親や祖父母によって悲しい想いをさせられ、親や祖父母を憎み、やがて自分が大人になって結婚したら、いつの間にか、自分自身が憎んだ親や祖父母と同じ人生を歩き、

自分が子供の頃に味わった悲しみや苦しみを、自分自身が誰かに味わわせてしまっている。

 

 

本来から考えたら、自分が子供の頃に悲しい思いをさせられ苦しめられたのであれば、その自分が大人になって同じように誰かを苦しめて悲しい想いをさせるなんてことはない筈ですが、何故か気が付いたら自分も憎んだ相手と同じ人生を歩んでいる。とても理不尽な話にも思えます。

 

 

でも世の中にはこう言った話は一杯あるのでしょう。

子供の頃に親に虐待を受け、身も心もズタズタになりながら苦しみ通して大人になって、気が付いたら自分もまた子供を虐待してしまっていると言う様な話が。

 

憎んだ相手が、また自分の我が子、我が孫となって生まれて来る。だからその憎しみをいつまでも持ち続ければ、生まれ変わって来た我が子や孫はまた同じ様に自分を憎むようになる。

 

本当に理不尽な話の様に思うけれど、

『魂』は全てを許すまで、罪は消えず、どこまでも気が付かせようとして憎しみの再会を繰り返してしまうのでしょう。

 

 

憎しみを捨て、相手を許した時に、初めて自分も許され、『魂』は浄化され、全てが清められ、喜びの再会が繰り返されるようになって行くのでしょう。

 

喜びは喜びしか産まない

 

 

 

 

 

 

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