「出しゃばり」「後押し」

 

 

 

さんのお話の中で、こんなお話があります。

 

ある二人の課長のお話。

 

なかなか帰らない部下を待ちわびていた課長が、やっと帰って来た部下から報告を受けました。

「これこれの会社は契約を取ることが出来ましたが、あそこの会社はなかなか良い返事がもらえません」

 

そんな部下に対して、

「ご苦労さん! 明日は必ずいい返事がもらえるからもう一度行ってきなさい。お前なら出来るよ! 早く帰って体を休めなさい」

そう言って後押しをして帰らせた。

 

 

もう一人の課長もやはりなかなか帰らない部下を待ちわびていると、やっと帰った部下から「どうしてもあそこの会社は私の手に負えません」と報告を受けました。

 

その部下に対して、

「そうか、あそこの会社は手ごわいからな! 私が若い頃もだいぶ手こずったからな! だが、私の人脈で知っている部長がいるから、私が一度電話しておくから心配するな。今日は遅いから帰りなさい。ご苦労さん」出しゃばって部下を帰らせた。

 

 

 

後者の課長は、一見親切そうで、部下思いで頼りがいのある心強い課長の様にも思えます。しかし、本当に部下のことを思うと言うよりは、むしろ課長自身の力を誇示し、部下の事よりも自分の徳を外に向かって示そうとしているのかもしれません。

 

 

一方、前者の課長は、自分の事は一切言わず、常に部下の気持ちを思い、労り、励まし、勇気づけ、安心させて温かく包み、自分を主張することはなく、常に相手のことだけを考え、派手さはないけれども、本当に部下の心に深く残るのは多分この課長さんなのかもしれませんね。(#^.^#)❤

 

 

 

 

 

朝つゆの花アキコ

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