肺炎で

あっという間になくなってしまった姑。

 

姑のために準備した部屋は、

姑に使われることはありませんでした。

 

一方、

姑がなくなる少し前に、

上司には「退職の意向」を申し出ていました。

 

年に一度の、直属の上司との面接のタイミングを使いました。

姑と、実母の介護と、

仕事との両立が困難であることが理由です。

 

私の意向が人事に伝わるころ、

姑の訃報が同時に届き、人事は混乱したようです。

 

姑が亡くなって

姑の介護が無くなって、退職の理由が一つ消えたと考えた人事から

気は変わらないか?問い合わせがありました。

 

そりゃそうでしょう。

 

ですが、

私の退職したい気持ちは全く変わりませんでした。

 

私自身も、変化がない自分自身に不思議でしたが

もう、

精も、根も、尽き果てていたのだと思います。

 

部署変更や配置転換、パートへの変更等々、

いろんな材料を提案してくださいましたが

いずれも、やる気が生まれてきませんでした。

 

在宅介護はしないけど、退職しようと思いました。