こんにちは。




結婚して、同居して、そこから正直ずっと辛くて。




でも、結婚当初はよく喧嘩をするとも言うし、こんなもんなのかな?とも思ってました。





いつかは落ち着くのかな、とも。




騙し騙しやってきたというのが結婚生活の素直な感想です。



そして、そうは言っても、好きで結婚して。大切だから結婚して。
一緒に家庭を築きたいと思ったから結婚したわけであって。



それを叶えたかった。

努力すれば、それは実現できると思ってた。

そう、信じたかった。



だから、2人の子どもも欲しかったし、できれば兄弟も作りたいと思っていました。









何度も感じた違和感を自分の中で些細なこと、これくらいはきっとどこの家庭も、と言い聞かせて、ずっと結婚生活を送ってきました。





その中で、とてもありがたいことに息子を授かることができ、



子どもが生まれたらきっと変わってくれると、そう思っていたし、思いたかったし、願いをかけていました。





でも、息子が生まれて…



生まれる直前も…




たくさんの酷い言葉を言われて、そこに傷付いているわたしがいて。



でも、元夫は平気な顔をしている。



それどころか、更に酷い言葉を言ってきたり、酷い言葉を酷い言葉とはそもそも思ってなかったりとか、そんな根本的な違いがあったりして、わたしも初めての子育てでいっぱいいっぱいの中、余裕がなくなっていきました。




これまでは、元夫が爆発すると、それをたしなめたり、本当はどう思っているのかよくよく聞いたり、話し合いの場を持とうと努力してきましたが、子どもができると、息子への対応に追われ、そんな時間も正直もったいないと思ったし、しんどいと思いました。








でも、自分だけで子どもを育てていくって、どうしよう。




お金や、息子にとっての父親という存在や、わたしが作りたかった家庭や、3人家族プラスαでもっともっと賑やかな家庭にしていきたいという夢や、並大抵の気持ちで地元を離れて嫁いだわけではないということや、そんなことがぐるぐると頭の中を回っていました。




母子家庭で、息子に不憫な想いをさせるかも知れない。



わたしの周りには離婚した友達とかが本当にいなくて、その中でわたしだけ、とかいう見栄のような気持ちがありした。











そう、離婚はダメなこと、恥ずかしいことと、思っていたのです。







しちゃいけないこと、避けなければいけないこと、結婚すると決めたのだから、生涯それをずっと継続していかなければいけないと。








今思うと、離婚に対し、何て偏見を持っていたんだろうと、それこそ恥ずかしい気持ちでいっぱいです。





何でダメなの?



何でいけないの?



どうしてしちゃいけないの?




その答えにハッキリと自分でも答えられないくせに。










そんな偏見を持っていた自分に気付けただけでも、わたしは前の自分よりも今の自分が少し成長できたと思っています。




両親が離婚してるとか、友達が離婚したとか、そんな話を、無意識のうちに偏見を持って聞いていたんだなと。

最低だったな、と、思いました。







もちろん、離婚しないことに越したことはない。




夫婦円満が良い。




でも、どうしても一緒にはいられない、そう判断して、一生懸命悩んで決断したこと。




それを、人がとやかく言うものではないし、思うものでもないなと、今はそう思います。




結婚してても、してなくても、
離婚してても、してなくても、




たぶんそれぞれ悩みはあるし、



それぞれがそれぞれの人生を生きているということなんだからと、今は思います。





離婚はダメだの、恥ずかしいだの、いけないだの、



離婚に変な偏見を持っていたこと、本当に申し訳なかったなと、今はそう思います。




自分が経験して、離婚は本当に大変だったけど、それでも自分の考え方の幅が格段に広く柔軟になったことは、離婚からの副産物だと、そんな風に捉えていますおねがい




そして、これからは息子と一緒にもっともっと幸せになろうと思っています。