以前 草木にとても詳しい人にお会いしたことがあります。

道端にいる草花の名前も
同じように見える木々の名前も
知っていて

これは似ているけど枝が三股と二股だから違うんだよ

とか

木の樹皮の触った感覚が違うからパー

とか

葉の形が箞箞
とか

きっと草木が好きで
ずっと見てきたんだなと思います。

おぼえかたは
葉を集め図鑑で見比べたり、名前も漢字だと先入観が入るのでカタカナで覚えたそうです。

いろいろ見分けかたを教えてもらったはずなのですが、私は三歩進んだら忘れてしまう脳ミソの人間でしたあせる

それでも一つ、草の名前は覚えました。

その名前は

踊り子草ドキドキ

かわいい名前だなと
思ったのと

姿が
イギリスの兵隊さんみたいだな
と思ったので
覚えたようです

名前を知ってから道端にいる
踊り子草の存在に
気づくようになりました

今までも同じようにいたはずなのに
不思議です溿

世の中には名前の知らない生き物たちがたくさんいて、
名前をつけることは
その存在を認めることなのかもしれないです溿