保護猫ちゃんの手術を

する事に決めました。


3日間と言う短い時間で考え

結論を出さなければいけない事態に

一人で解決する能力も無く

家族や職場の同僚に相談をしたりして

迷惑をかけました。


保護活動の団体や野良猫の手術を

バックアップしてくれる病院が

ないか、検索してみたりもしました。

自分で勝手に保護して

お金が払えないからと言って

保護活動団体にお願いするのも

申し訳ない気持ちがあり

連絡するには至りませんでした。


母には手術費用を伝えた所

私自身の生活だって心配なのに

野良猫に大金なんて払ってる場合では

ないでしょう。諦めなさい。と

言われましたが翌日、見捨てることの出来ない

私の性格は知っている。

あなたを助けるつもりで、お母さんも少しなら

援助しますと言って貰えました。


娘には

ママはシーちゃん(元野良犬)だって保護したし

野鳥だって、見放す事できないんだから

猫ちゃんなんて、絶対に、見放さないでしょ。

今回に限ってって約束するなら

私は反対しないし、少しならお金も出すよ。

って言ってくれました。


迷い猫を数匹飼っている同僚に

相談したら

手術しないで、元の場所に戻す選択は

絶対に無いですよ。

もし、メルさんが手術もしないで

元の場所に戻す選択をするならば

私に連絡して下さい。

手術も含めて私が丸ごと引き受けます。

と言って下さいました。


手術をしないまま、元の場所に戻す決定は

私には出来ません。

かと言って、私の選択がこの様に言って下さる

方々に更に迷惑をかけるのだと

考えると、申し訳なさとプレッシャーで

涙が止まらず、吐き気も催す始末で

本当に情けない自分に怒りも湧きました。


獣医師に最初に言われた言葉。

3日間観察して

生きていけない猫だと判断したら場合によっては

安楽死の決断も、あなたにお願いする事になるかもしれません。その時は、冷たいアスファルトの上では無く、暖かいお布団の上で死ぬ事が出来たと考えるべきです。

もし、手術をして、この猫の一生に責任を取ると決めたなら、自分の趣味、好きなもの全てを

諦めてでも、この猫ちゃんに向き合えるのか

と言う事まで、よく考えてください。

この猫は、あなたが飼っている猫では

ありません。

もし、元の場所にそのまま戻す決断をしても

一度保護してしまった事を決して後悔しないでください。



今、大金を払って、野良猫を救った所で

その後の世話をしながら

この猫ちゃんに責任が取れるのか。

命の重さを考えて、私が猫ちゃんを

救います❗️って強く言えず

昨日の昼まで、ウジウジ、メソメソ泣いて

しまいました。


昨夜、猫ちゃんを入院させている病院に

聞きたい事があり、電話をかけました。

猫ちゃんの様子は

ご飯もしっかり食べてくれます。

尿も便もしっかり出ています。

2〜3歩ですが自分で歩きます。

猫風邪をひいているのが血液検査の数値に

出ていますが、肝臓の値等は特に

問題も無さそうです。

観察してみた結果、手術をしてあげたら

この猫ちゃんは逞しく生きていく事が

出来る猫ちゃんだと思います。


獣医さんにそう言って頂き

心がとても軽くなった気がしました。

『逞しく生きていく事が出来る猫ちゃん。』

その答えをいただいたなら

手術しない選択は消えました。


夜勤をしてコツコツと、貯めたお金を

全て使ってしまうかもしれない。

それでもまだ、足りないかもしれない。

ジェジュンも、HYDEさんも、多肉も

それらに使っていた全てのお金を

猫ちゃんに使わなくていけないかもしれない。

それでも、やっぱり私はこの猫ちゃんの

命を繋いであげたいと思いました。


泣く事も出来ず、逃げることも出来ず

目からは目ヤニが出て痛々しく

うずくまって、顔も上げる事さえできなかった

猫ちゃんが、さっき病院に行ったら

しっかり、大きなお目目を開いて

顔を上げて、ニャアニャア泣いていました。

凄く可愛い〜ですお願い

コメントやメッセージを送って下さった

みなさん。ありがとうございます。

重く苦しい心が軽くなるような気がしました。