『心のボタン』を読んだら
「ボタン!ボタン!」と
どこからか聞こえてきました。
なんだろう?「ボタン!ボタン!」
なんだっけ?このフレーズ?
しばし考え
思い出しました。
「ピートだ!!」
それでボタン第三弾!!
『ねこのピート だいすきなよっつのボタン』
作 エリック・リトウィン
絵 ジェームス・ディーン
訳 大友剛
文字画 長谷川義史
ひさかたチャイルド
2014.10.1 初版
ねこのピートは
このシャツがだいすき。
うれしくて
よっつのボタン♪
かなりさいこう!
とうたいます。すると
びょょょ~~~ん!
ボタンが ひとつとれちゃった。
ピートは かなしんだかというと・・・。
ピートのお気に入りのシャツの
ボタンがひとつずつとれていく。
それでもピートは
かなりさいこう!
とうたいつづけます。
そして、さいごに・・・・
******
・子どもと、歌とかけあいできて
・すぐに歌える楽譜付き!!
ノリノリになれて、みんなが笑顔になれる魔法の絵本
わたしもこの絵本を読みながら、
保育園の子どもたちや、高齢者さんたちと
かけあいしたり、歌をうたいました。
最高に愉しい時間でした。
前向きでポジティブなピート
でも、
今のわたしはここまで前向きになれないし、
でも、でも
思い出しました。
訳者の大友剛さんのおはなしをお聞きしたときのこと
ピートの絵本はシリーズ化されていますが、
ピートに託した、本当に伝えたいことは、話の奥
「ありのままを受け入れる」ということ
また、作者のエリック・リトウィンさんは日本が大好きで、禅に造詣が深くて、「日々是好日」が、絵本のテーマとしてあるということ。
「雨が降っても、大切なものを失っても
一日一日を精一杯生きることができれば
どんな日であっても、
かけがえのない一日である」と。
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『ねこのピート』は一人で読むより
誰かとまた大勢で読むのがほんとに楽しい絵本です。
でも、「ボタン!ボタン!」と耳打ちしてくれたのは
「日々是好日」忘れないでね」!って
ピートに言われたような気がしました。
夕方、家にいた娘が
「見て!(空が)うすピンク♪」と言い、いっしょに眺めました。
(写真的にはもう一つですが、なんだかうれしかったので)
お彼岸に向けて、
ちゃんと咲いてくれる
不思議
季節季節に咲いてくれる花たち
三日間「ボタン」の詩や絵本を続けて読みました。
わたしの中にもみんなの中にも
きっとある
カラフルなボタン
明日からまた
身近にある小さなしあわせ見つけたいです。
ねこのピートYouTube
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